第5話『蘇る魔弾!解き放たれた女神の意志!』
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はティッタに処断を委ねたのだ。彼女が最もザイアンにかかわる人間として。
一人の領民が「殺せ」と呟き――
一人の領民が「いい気味だ」と喚き――
一人の領民が「神々の天罰じゃ」と説教垂れて――
それらはやがて、水が徐々に沸騰するように、ティッタの耳へ、そして心へと流れ込んでいく。
この人は、ティグル様の居場所を奪おうとした……敵。
この人は、アルサスの皆さんを、命を奪おうとした……敵。
どんな理由があれ、あたしは……あたしは……。
「ザイアン様を……」
重い空気の中で、ティッタは決める。決めなければならない。この人の末路を、みんなが見ているこの中で――
獅子王凱も、見届けなければならない。
今回の禍根となったザイアンの処断はいかに?
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