−限界バトル−
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・クラーゲン》を二体に増やすのみに終わったのだ。
「そして破壊された《No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン》のエクシーズ素材は、増殖したステルス・クラーゲンに分割配置される」
「くっ……小賢しい! アームド・ドラゴンLV5、アームド・バスター!」
「だが……再生する」
アームド・ドラゴンの咆哮とともに放たれた一撃に、またもや《No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン》はあっけなく破壊されてしまう。ただし、その特異な効果によってエクシーズ素材は失っておらず、再びミスターTのフィールドに《No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン》は再生する。
「そして破壊された《No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン》のエクシーズ素材は、特殊召喚された《No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン》のエクシーズ素材となる」
「だがターン終了時、モンスターを戦闘破壊したことにより、アームド・ドラゴンは進化する! 現れろ、《アームド・ドラゴンLV7》!」
そして一度《アームド・ドラゴンLV5》の効果によって破壊された際、守備表示で特殊召喚された為に、戦闘破壊されようとミスターTにダメージはない。ただし、相手モンスターを戦闘破壊したことにより、万丈目のアームド・ドラゴンもレベル7へと進化を果たしていた。
「私のターン、ドロー」
戦況は五分五分――と見せかけて、万丈目には不穏な感情がどうしても拭えなかった。万丈目のフィールドには、主力モンスターの一角たる《アームド・ドラゴンLV7》に、リバースカードが二枚。対するミスターTのフィールドには、不死の特性を持った《No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン》が二体に、リバースカードが一枚。
「私は《アームズ・ホール》を発動。通常召喚権とデッキトップを対価に、装備魔法をサーチし《アームド・ドラゴンLV7》に装備させて貰おう」
「何?」
《アームズ・ホール》の効果に関しては、万丈目はかの【機械戦士】使いを通して、憎たらしいほど分かっていた。そしてミスターTのデッキから、《アームド・ドラゴンLV7》に装備された魔法カードは――
「この装備魔法《幻惑の巻物》は、装備モンスターの属性を変更出来る」
《アームド・ドラゴンLV7》に装備された魔法カードは、装備モンスターの属性を変更させる《幻惑の巻物》。それ単体では何の意味もなさないカードだが、組み合わせることで一撃必殺の威力を誇るカードとなる。
「そして《No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン》は、エクシーズ素材を墓地に送ることで、水属性モンスターを破壊し、その攻撃力分のダメージを与える!」
もちろん選択されるのは水属性――そして《No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン》は、相手の水属性モンスターを破壊し、
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