暁 〜小説投稿サイト〜
ラブライブ! コネクション!!
Next Season
Unseal Operation (グランドプロローグ)
活動日誌− み・はミュージックの・み!
[3/6]

[1] [9] 最後 最初 [2]次話
神達への変わらぬ感謝と、彼女達の意志を受け継いだ生徒達を全力で守る決意。そして巣立っていった卒業生達、今目の前に座る生徒達へ――
 いつまでも国立音ノ木坂学院を愛し、大好きだと言ってもらえるような学院であり続ける。
 改めて、より良い学院生活を送れるように導いていく――そう邁進する決意をしながら祝辞を述べるのであった。

♪♪♪

 入学式より数時間後――。
 放課後となり、各部の新入生勧誘レセプションは初日を迎えようとしていた。 
 そんな中、アイドル研究部の部室でも――
 沢山の新入生が見守る中、雪穂と亜里沙による説明会が始まろうとしていたのだった。

 部室を埋め尽くすほどの新入生たちが羨望の眼差しを向ける先。
 向かい合って立っている雪穂と亜里沙。そう、2人だけが説明会に臨んでいた。
 とは言え、部員が2人だけだから2人で臨んでいる訳ではない。
 残りの部員――2年生は隣の教室にて待機をしていた。
 説明会後の歓迎レセプション。隣の教室へ移動しての歓談を行う為に。
 これも雪穂達――アイドル研究部員が先輩達から受け継がれてきた『歓迎の意』なのだろう。

 事前に部員達が買い集めてクーラーボックスで冷やしてある紙パックのジュースと、お菓子を並べ――
 先輩達や自分達のライブの衣装を展示して、活動日誌の一部をコピーして閲覧できるようにしてある。
 そして、姉達や自分達のライブの動画を流したりもしている。
 そんな新入生達の緊張をほぐしながら、自然と部員達との色々な会話をする場として設けられたのだった。
 説明とはあくまでも一方通行なもの。
 ただ憧れているだけでは――聞いて理解していても本当の意味で理解したとは言えない。
 もちろん質疑応答は設けてある。しかし、これもまた会話のように理解できるまで聞けるものではない。
 それならばと、会話と言う言葉のキャッチボールを経て理解を深めていってほしい。
『自分はスクールアイドルが好き』と言う想いを胸に刻んでほしい。
 そう言う気持ちで入部して頑張っていってほしい。
 数年前に開催されたスクールアイドル達の合同ライブ。結成前とは言え参加させてもらった雪穂と亜里沙。
 彼女達の開いた歓迎レセプションは、合同ライブから学んだことなのだろう。

♪♪♪

 雪穂と亜里沙の実際に経験した合同ライブを踏まえて、実施になった歓迎レセプション。
 楽しんでもらおう。少しでも興味を持ってもらおう。入部したいと思ってもらいたい。きっと後輩達もそんな気持ちでいてくれているのだろう。
 裏方をやらせて、ごめんね? ありがとう。
 扉の向こうで一生懸命セッティングをしたり、飾りつけやチェックをしている後輩達を想像して、雪穂は心の中で謝罪と感謝をしていた。
 そんな
[1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ