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ラブライブ!サンシャイン!!〜千歌キチとAqoursの夢の軌道〜
第2話:サンシャイン
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風に思ってやがったのか!?」
「私もそう思う。頭はそこそこいいって聞いてるけど、こういう面ではダメダメね」
「グハッ!?……待って、出会って間もない梨子に言われるとすげぇショックなんだけど」
「まあまあ、そんなに言われると孝紘くん傷ついちゃうよ。ね?」
「ありがとうございます……あなただけが救いです……」

千歌さんマジ天使。残りの2人は辛辣すぎるんだよ。もっと見習いなさい。
でも、このままだと本当に場が締まらねぇな……どうしよ。
そんなに風に思っていると、みかん色の髪の美少女が手を叩いて、突然話し始めた。

「あ、そうだ!!あれやろうよ、ほら!μ'sがライブの前にやってたやつ!!」
「あれ……?あァ、手を合わせて……『μ's、ミュージックスタート!!』っていうやつだっけ?」
「そうそれ!!私ずっとやってみたかったんだぁ〜……なんか、みんながひとつになる感じがするし!」
「そうですね、僕としては千歌さんの言ってることがもっともだと思うのですがどうでしょう?いや、やりましょう」
「そうだね!なんか面白そう!」
「私も千歌ちゃんに賛成よ」

全員の意見が合致したところで、3人は円を作り、千歌は左手、曜は右手、梨子も同じく右手を差し出す。
……が、一向に始めようとしない。

「どうした?ちゃっちゃっとやらないと、お客さん入ってくるぞ」
「『どうした?』って……孝紘くんもいっしょにやろうよ!」
「え、なんでだよ。僕はAqoursじゃないだろ。流石に千歌から言われても、賛同しかねる」
「私たちといっしょに、ここまでいろいろやってきてくれた。孝紘くんはみんなの前で歌ったり、踊ったりしないかもしれないけど、Aqoursの一員だよ」


……仕方なく輪に入り、そして左手を重ねた。まったく、そんなこと言われたら、やりたくなくてもやるしかねぇじゃねぇかよ……



「じゃあ行くよ!!せーの……」


全員の動きが止まる。かけ声はなんて言うんですか姉御。

「そういえば決めてなかったね……そうだなぁ、Aqoursは最初に言うとして、その後になにかひとこと……」
「……サンシャイン、とか」
「「「サンシャイン?」」」
「僕たちが追いかけてきたのって、μ'sのような『輝き』だろ?輝きといえば太陽────sunshineは日本語で太陽の光のこと……語呂も悪くないし、ピッタリじゃねぇか?」


3人が大きく頷いた。そして、千歌が再び声を出す。



「せーのッ!!」





「「「「Aqours、サンシャイーン!!」」」」


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