番外編ExtraEditionパート4
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た。少女を乗せた水色の羽毛を全身に携えた小竜ピナはユイに続いて喜びを込めて吠え、ユイの無邪気に喜ぶ顔を見た両親も釣られて笑顔になる。
海底へ共に冒険した仲間も達成感から自然と笑顔になりーーーその中に握り拳を胸に当てるユイの叔母、キリトの妹がいた。
「スグ」
現実の世界での名前で呼ばれたリーファの肩に手を置いたのは彼女の従兄であり兄でもあるインプの少年、ライリュウだった。
「・・・あんま焦んなくて良いぞ?もうスグはオレ達と同じ世界にいるんだ。オレ達は誰一人・・・お前をおいて行かねぇから」
「ッ!」
彼女はずっと焦っていた。兄であるキリトがずっと命を懸けて戦っていた世界に自分がいなかった事に焦っていた。兄が帰還した時には自分が知らない人間との繋がりを得ていて、ずっとおいて行かれてしまうのではないかと、ずっと不安だった。彼女の不安を取り除けるのは現実世界や仮想世界を含めてもキリトとライリュウーーー信頼を置く二人の兄だけしか存在しない。
ライリュウの励ましの声に対してリーファは少し驚きつつも、喜びを感じた。それと同時にーーーときめきすら感じた。
「・・・竜兄ちゃん、なんかズルイよ//////」
「何が!?」
顔を赤らめながらそっぽ向いたリーファにそう言わせたのは、自覚も何もない兄だった。彼女の胸の昂りはいつもーーー二人の兄が原因になっていた。
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