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ガンダムビルドファイターズ 〜orbit〜
天之川学園vs天山学園 前編
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。元気そうだな」

「おうよ!そういうお前もな! 」

そう言って、ヨシナの隣に座る。

「それにしても珍しいな。わざわざ見に来るとは」

「俺も来ないはずだったんだけどよ、お前のチームとハルカゼ達のチームが対戦するって聞いてな。こりゃ見るしかねぇ!って思って来たわけよ! 」

「そうか。だが、残念ながら今日彼らと戦う事はない」

「?なんでだよ?あっ!まさかもう負けたのか!? 」

「違うぞ。日程上、勝ち進む事を前提とし、天ノ川学園と当たるのは明日の午後だ」

「マッジかよ!?あ〜!無駄骨かよ! 」

頭を押さえて天井を見上げる。くそっ!有給休暇が無駄になっちまった!

「ふっ…………どうせなら見ていくがいい。ちょうど天ノ川学園と、お前の母校が戦うところだ」

「お?じゃあ見ていくか!さて、今年のチームはどうなってっかな? 」

「…………言っとくが、艦隊戦の大会だ」

「それぐらいは知ってるわ! いや確かに、三対三(スリーオンスリー)の大会だって勘違いしてたが、それは最初だけだからな! 」

「やはり勘違いしていたか……」

ヨシナが呆れたように言ってきやがった、くそっ。

不貞腐れて会場へと目を向けると、ちょうど天ノ川学園と天山学園のメンバーが登場してきた所だった。

「さて、じゃあ見せて貰おうじゃねぇか」

ーーー−−





「皆、作戦は聞いたね? 」

「ああ」

「大丈夫ッス」

「ダイジョウブ」

「問題無い」

入り口前で、アキザワが作戦を把握しているかどうか確認してきた。

「にしても、あの話が本当ならヤベー強さだな」

「なんだよ?怖じけついてんのか? 」

「だらしないわね」

「ちげーっての。そんなんじゃねーよ」

「ふん。せいぜい足を引っ張らないようにするんだな」

「もし何かあったら、すぐに後衛に下げるから大丈夫だよ」

「だからちげーって! 」

「ダイジョウブ? 」

「くっ…………こうして罵りを一言も発しねーのは、セシリアちゃんだけかよ………天使かなんかなのか? 」

「「その通りだ」」

光の速度で同意した三年生組を冷たい目で見る。変態(ロリコン)め……。

「三人はほっといて、さっさと行くわよ。ちょうどバトルが終わったわ」

「そうだな」

「ワカッタ」

「俺も含まれてんのかよっ!? 」

嘆きの声が聞こえたが、めんどいんで無視する。

『GUNPLA BATTLE combat mode』

『Startup』

『Model Damage level Set to B』

『Please Set Your GPベース』


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