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ガンダムビルドファイターズ 〜orbit〜
天之川学園vs天山学園 前編
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「くらえっ! 」

「ライトセイバー……! 」

バスターライフル改と、ブラウドライツガンダムは右腕にビームサーベルを発生させ、敵機に向かって同時にビームサーベルを斬り払っていく。

「全弾発射ぁぁぁぁっ! 」

全武装で相手戦艦に攻撃を放ち、次々と被弾していき、ダメージを蓄積していく。

「モードビャッコ! 」

白虎と化したティグリスガンダムが相手戦艦へと突撃する。ティグリスガンダムは戦艦の艦首へと激突し、そのまま艦首を貫いていった。

『BATTLE ENDED』





ーーー−−





「順調のようだな」

「そうね。この調子で決勝まで行って欲しいけど…………」

「そこまで甘くはないよね」

三人で次の試合の相手を見て言う。

「天山学園か…………」

「僕達の代では、サカキさんがいた所だね」

「けど、サカキさんがいなくなったあとも充分強かったわね」

「実際試合を観てみたが、実力は水増しで五分五分(ごぶごぶ)になるかならないかくらいだな」

「それって個人?それともチーム? 」

「個人でもあり、チームでだよ」

「それは相手が?それともこっちが? 」

「こっちが」

「なるほどね。まあ、天山学園はサカキさんみたいなスタイルだからね」

「そうね。とりあえず、今はカグラ君達の戦いを見守りましょう」

「そうだな」





ーーー−−





「「天山学園? 」」

「…………ドコ? 」

俺とヒメラギがハモって言い、セシリアの分からないように首を傾げた。

「初心者が三人もいると、説明が面倒だわ………」

「セシリアちゃんは仕方ないが、貴様らは名前ぐらい耳にしたことがあるだろう? 」

「無ぇよ」

「ねーッス」

「話にならんな………」

「別にいいだろ。倒す相手の事なんか、イチイチ覚えてねぇよ」

「けど、今後のために、せめて対戦校の名前ぐらいは覚えてないよ」

「めんどくせぇな……」

「オメーは相変わらずだな」

「うっせ」

「お前らも相変わらずだな。もう一ヶ月半以上経ってんのに、全然仲良くなんないな」

と、ムウさんがミーティングルームに入りながら言ってきた。

「まあいい。すぐに仲良くなれとは言わないが、せめてバトル中はチームで戦えよ。それじゃあ天山学園について説明するぞ」





ーーー−−





「ふぅ……久々に来たな。さて、アイツらはどこにいっかな」

会場内に入り、観客席の入り口付近で辺りを見渡す。

「おっ!いたいた!おいリンドウ!久しぶりだな! 」

「む?ああ、サカキか
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