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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
シーソーゲーム
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トなのには変わらない!!)

いまだに数字を隠し続けているキツネを見て、ソフィアもすぐにそれがウェンディなのだと察した。しかし、ユウカが近くにいる限り、彼女の数字を見せてもらうことは絶対に出来ない。

「ソフィアもこっちに来たのか。てっきり他のメンバーを探しに行くと思ったけどな」

なんとかウェンディから数字を教えてもらう方法がないかと考えていたソフィアを揺さぶるようにユウカが話を振ってくる。

「五分以内にリオンさんが合流できなかったらそのままコールすればいいし、もし合流したらそのままユウカさんからポイントを奪えるからね」

リオンの後を付いて行きさえすれば必ず1ポイントは得ることができる。うまくいけば2ポイント獲得することができたため、ソフィアはそれを狙って今回の行動に出た。

「なるほど。でもそれならここにもう一人いるんだから、その子も一緒にコールして点にしようとは思わねぇのか?」
「よく言うね、自分も数字が見えなくてコールできなかったクセに」

ソフィアはウェンディに視線を向けるが、彼女はやはり動かない。ユウカが隣で半身になって数字を見ていることから、動くわけにはいかないのだ。

(見つけたコールをすれば10秒間の回答時間が与えられる。その間に・・・ってのはダメだね)

頭の中を一つの考えが過ったが、それが無謀な策だったことに気が付いた彼女はその候補を頭から消し去る。

(それをやるならユウカさんの不意を突くことをしなければならない。もし数字を隠されたら回答できなくてまた五分間回答不能になるかも・・・)

それだけは避けなければならないと新たな策を練ろうとした矢先、ソフィアの目に隠れてこちらを見つめている一人の着ぐるみが目に入った。

(何あれ?ニワトリ?)

赤いトサカを頭に付けた真っ白な鳥を見て思わず視線が止まってしまう。ただ、ユウカからは見えない角度にいるらしく、彼は全くその存在に気付いていない。

(ソフィアにしか見えないようにしてる?てことはあのニワトリは――――)

味方なのではないかと思われる着ぐるみの登場に喜びを感じる。もしあれが本当にシェリアならば、ここで同点に持ち込めばそれだけで相手にプレッシャーを与えられる。

(数字見せて)

敵に気づかれない程度の動きでニワトリへと指示を出す。それを見たニワトリは慎重に体を壁の影から覗かせていく。

(20・・・何番?あと少しで見せそう)

一瞬目を切りユウカの反応を確認する。彼はいまだに気付いていないようで、さっぱり動きを見せる様子はない。

(早く!!早く見せて!!)

今のうちにとシェリアに数字の全貌を早く見せるように左手で指示を与える。ニワトリも今なら大丈夫だと判断し、数字の全てを彼女の視界へとさら
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