暁 〜小説投稿サイト〜
銀河英雄伝説〜新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝)
第百八十話 分進合撃
[5/5]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
、信じておるが、卿、もう少し他人を安心させる言葉は出せんか」
溜息交じりのリヒテンラーデ侯の言葉だった。相変わらず無茶を言う爺様だ。

「これでも努力しているつもりですが」
「……仕方ないの。フェザーンは任せるがよい、例の件もこちらで進めておく。卿は注意を怠るな」
「承知しました」

通信が切れて真っ暗になったスクリーンを見ながら余りの皮肉さに失笑した。まさかここでアスターテ会戦を俺がやる事になるとは思わなかった。しかも相手がシュターデンとは……、誤ったな、シュターデン。艦隊を分散する必要なんて無かった、力押しで良かったものを……。何を考えたか想像がつくが、そちらのミスは最大限に利用させてもらおう……。









[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ