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ラブライブ!サンシャイン!!〜千歌キチとAqoursの夢の軌道〜
第0話:世界一の千歌キチ(自称)
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もより死にそうになってない?」
「いいのいいの。どうせ学校着くころには生き返ってるから」
「泡吹いてたけどね」
「…首はダメだろ………」
てか梨子ひでぇな、さりげなくもの扱いかよ。まあ全力で走っているのに、首を抑えられたらまあこうなりますよね。曜にバスに引きずり込まれて今に至る。強引にね。擦り傷できたから、後で傷害罪として訴えてやる。
「大変だったね孝紘くん、よしよし」
!?こ、これはッ……千歌の手!?
「あ────」
待て待て。ここで本能のままに思い切り叫んだら他の乗客にも迷惑だろう。ここは紳士的に。そうそう僕は紳士なんだから。おい誰だ変態でしょって言った奴、絶対渡辺だな。
「……ありがとう千歌。でももう心配いらないよ」
「生き返るのはやッ!さっきとは違って活力にみなぎってるよ!!」
「そっか、元気になったならよかったよ」
「これにまったくといって動じない千歌ちゃんも中々凄い……」
ふっふっふ。桜内さん、こんなのに驚くなんてまだまだ甘ちゃんですなぁ。まあなんで動じないのかって?それはね、
「千歌は僕のよ…がはァッ!?」
「それは本人の前では言っちゃダメって何度も言ってるよね?」
「はい曜様ごめんなさい以後気を付けます」
「?2人ともどうしたの?」
「なんでもないから安心して、千歌ちゃん」
まったく……いずれ本当に嫁になるんだからいいじゃないか……曜がものすごい勢いで睨んでくる。いっつもこうなんだよなァって──あ。
「──もしかしてお前ってレズ?」
「なんで!?どうやってそういう結論に至ったの!?」
「いや、だってさ。僕が千歌はマイエンジェルとかそういう系統の発言するといつも睨んでくるじゃん?」
「え!?そ、それは千歌ちゃんに危害が加わらないためにというかなんというか……」
「ほら、やっぱり。大丈夫、僕は曜が同性愛者でも引いたりしないから」
「違うから!!肩に手置かないで!!」
「あーこれは……めんどくさい関係ね…」
「梨子の言う通りだぜ、曜が同性愛者だったから変な三角関係になってる」
「いや、めんどくさいのは……やっぱ言わないでおこう」
梨子が最後に言った言葉はよくわからないが、とりあえず渡辺曜はレズだったと……メモメモ。当分の間はこれでイジれるな。
──────
「あの…野鷹くん!」
「何でしょう?」
桃色の吹雪が髪を揺らすような中、周囲にノイズが混じるかのように響きが起こる。リボンの色から察するに、話しかけてきた人は3年生だ。当然、女子生徒である。
「あれって3年生の佐藤さんと2年生でこの学校唯一の男子の野鷹くんじゃない?」
「2人とも美形で秀才、よく似合ってそうじゃん!」
「でも野鷹くんっ
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