第14話:夏休みの予定、決定! 受け継がれるボルシャック・ドキラゴンっ!!
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…モルトさん!」
「ん?どうした?勝?」
二人が見えなくなった所で勝はあることを思い出し、モルトに声を掛けた。
それを聞いたモルトは不思議に思い、勝に近付いた。
「これ、モルトさんのカードですよね?」
「!?」
それを合図に勝はポケットから一枚のデュエマのカード―――《ボルシャック・ドキラゴン》をモルトに見せた。
それを見たモルトは驚き、慌てて自分のデッキを取り出し、確認した。
「……確かに、それはオレの《ボルシャック・ドキラゴン》だ」
確認し終えたモルトはデッキを仕舞い、勝にそう言った。
「やっぱり。それでしたら、モルトさんに返し―――――」
「否、良い」
「えっ!?」
モルトの意外な言葉に勝は驚いてしまった。
「元々、お前に渡すつもりだったし、この際だ。そいつを入れてお前のデッキを強化してみたらどうだ?」
「……そうですね。お言葉に甘えてそうさせてもらいます」
「決まりだな。あ、そうだ」
「?」
話の区切りが良い所で、モルトは三枚の《ボルシャック・ドキラゴン》を取り出した。
「一枚じゃ、足りないと思うから、追加の三枚だ」
「えっ!?良いんですか!?そんなに!?」
「良いって!それに、さっきも言ったろ!元々、お前に渡すつもりだったんだからよ…!」
「モルトさん……」
勝はモルトを心配し、モルトの手にある三枚の《ボルシャック・ドキラゴン》を手に取ろうか、一瞬戸惑った。
「なに!心配しなくしても、ちゃんと自分の分はあるからよ!」
「……わかりました。それでは、その三枚、頂きます!」
モルトのその言葉に勝は決意し、三枚の《ボルシャック・ドキラゴン》を手に取った。
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