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魔弾の王と戦姫〜獅子と黒竜の輪廻曲〜
設定目録
【登場人物紹介:獅子王凱】
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いで、凱はアリファールの刃を折られてしまう。アリファールを再鍛錬するため、一度独立交易都市へ戻り、ルークの元を訪ねる。そこで神剣の刀鍛冶から、「折れたのは竜具じゃない。あんたの心と信念だ」と言われ、確固たる信念を持てない自分の弱さを痛感した。
エインスワーズ家の教えとして、「刃を返して相手の心に問え。少しでもテナルディエの心に触れてみろ」を諭され、凱はこれまでの行いを振り返り、これからの決意を新たにする。
ルテティア大火、燃導兵装甲鉄艦『黒獅子帝』のレグニーツァ・ルヴーシュへ出港を始めとした、様々な暗躍を阻止した後、シーグフリード、フィグネリアと共に、テナルディエが招待する主要都市ランスの決戦闘技場へ出向く。
最終決戦竜技−大気薙ぎ払う極輝銀閃(レイ・アドモス)を駆使し、ブリューヌ最強の黒騎士ロラン、七戦騎最強のノア=カートライトと立て続けに、生死を分けた戦いの中で勝利をおさめ、最後にテナルディエ公爵と戦う事となる。
熾烈極まる死闘の末、勝利したかに見えたが、ザイアン共々不意を突かれて重傷を負う。しかし、命と護から「生きる勇気」の意味を思い出され、持ち直して勝利。テナルディエ軍は壊滅する。(連続使用した最終決戦竜技の影響で、「血の病のような淀みを感じる」といっていた)
様々な人の生き様と邂逅を得て、勇気をもってティグル達に普段より接するようになり、自分を主張するようになった。
アリファールの意志でエレンの元へ返還され、自身は新たな地へ流れることとなる。

※戦闘力
上記のとおり、作中トップクラスの戦闘力を持っているものの、他者をいたわる優しさと不安定な心の弱さによって、大きなブレ幅が出る。(物語登場時には、最終決戦竜技を技術的には使えるものの、迷いの残る心が枷となっていたため、使用できないでいた)
観察眼や戦いの流れを瞬時に読み取ることに優れており、まるで予知能力に近いような先手行動をとれる。気合で押し切る場面や物理法則に従って余力を残す場面等、状況によって最適な行動を選択する。
この時代にはない物理法則や、戦闘概念をもちあわせ、自身も竜具を使用した経験から竜技の特性を見抜いている。(戦姫に極端な軽装が多いのは、竜技発動時において、血管や筋肉繊維が拡張する作用で、甲冑や装甲を身に着ける事はかえって竜技の威力を大幅に削いでしまう為、兵の損耗率を低下させる為だとリムに説明している。現に凱がアリファールを振るっていた時は、IDアーマーを装着しなかった)
さらに、竜技を封じる鎖の対応策として「竜技自体は通じないが、竜技で発生した自然現象は素通りする」ことを導き出す等、高い応用力を持つ。加え、大気ごと薙ぎ払え(レイ・アドモス)を、刀身と鞘それぞれに風を集めて二段抜刀で連続使用する等、発想力の高さがうかがえる。凱曰く「竜技は全て牙と爪の2段構え」
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