番外編ExtraEditionパート3
[4/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
トが前衛でガンガン攻めて、ミストとキャンディが中衛で槍やチャクラムで間合いを取りながら攻撃して、ミラとリーファに後衛でサポートしてもらう。そんな作戦を練ってたのにコレか。何で能力者が水中について来たんだろうーーーお前ゴムゴムか?メラメラか?ヒトヒトか?あ、ヒトヒトは意味ねぇわ。
「おーいイチャイチャしてる二人・・・と出来損ないの超サ○ヤ人の能力者。着いたで」
『イチャイチャなんてしてねぇよ(ないよ)!!』
「誰が出来損ないの超サ○ヤ人だ!!!お前ら《リトルギガント》のリーダーであるオレに対してぞんざい過ぎじゃないか!?」
「あれ?リーダーってライトだったっけ?」
『どうだっけ?』
「リーダーとすら思われてなかった!!!」
まあそんなこんながありまして、改めてキャンディが指をさした所を見てみるとーーーそこはまさに海底神殿だった。まるで大昔に嵐や超災害によって国が海底に沈み、そして文明が滅んだような雰囲気を醸し出していた。
「すごい・・・」
「あっ!あそこに誰かいるわよ!!」
シリカとリズさんの声を聞いて、その場所を見るとーーー確かに人がいるな。
「クエストNPCみたいだな」
「海底人、ってところか?」
「何言ってやがるミス公!!海の中で困ってる人とくりゃ、人魚と相場が決まってるぜ!!!マーメイドのお嬢さん!!今助けに行きますよーーー!!!」
「ミス公ってなんだオイ」
クラインのミストに対する呼び方はどうでもいいとして、海底人って線も十分あるぞ。人魚っていっても、男の人魚もいるんじゃねぇか?確か伝説の海の神ポセイドンとその息子のトリトンは上半身が人間で、下半身が魚っていう人魚の姿をしているって神話だったよな。北欧神話かどうかは分かんないけどーーーあっ、人魚じゃなくて魚人って線もあるな。
まあそんなことはクエストNPCの姿を見れば分かる事だし、さっさとクラインを追いますかーーー
「何かお困りですか?お嬢さ・・・ん!?」
クラインが膝を着き、手を伸ばした相手は人魚でも魚人でもなくて、更にはお嬢さんでもなかった。全身を神族のローブのような衣装で身を包み、長くて白い髪の毛や髭を生やしたーーー
「お嬢さんじゃなくて、お爺さんでしたね」
「ユイちゃん、クラインを笑わないでやってな?このオジサンは人魚に会うのが夢で、海底神殿に人がいたから勘違いしちゃったんだよ」
「じゃあオレが笑うよ。ブハハハハハハハ!!!人魚のお嬢さんwwwwww」
「ライトてめぇ!!!」
海底人のお爺さんを人魚のお嬢さんと見間違えるなんてーーー可哀想なクライン。同情するよ(超棒読み)。
「どうしました?ご老人」
「オレ達に出来る事なら、何でも言ってください」
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ