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ソードアート・オンライン〜隻腕の大剣使い〜
番外編ExtraEditionパート3
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きます。俺のパーティメンバーはアスナ、シリカ、リズ、クライン、エギルの6人」

「オレのパーティメンバーはライト、ミスト、キャンディ、ミラの《リトルギガント(仮)》のメンバーとリーファの6人だ。クエストの途中で目的の大クジラが出た場合はオレ達の指示に従ってくれ」

『はーい!』

「このお礼はいつか、精神的に。それじゃみんな、頑張ろう!」

『おー!』

みんなの気合い十分な叫びを聞いて、オレ達はこの妖精の世界でのみ背中に携える事が出来る翅を現し、目的地の近辺の海域荷を目指して飛び上がったーーー未だに辛い現実を受け止める事が出来ないクラインを残して。




******




空を飛んで早くも10分。さっきまでいたビーチがほとんど見えなくなったような海域の上空にみんなで静止し、オレとキリトがシステムウィンドウのマップ表示でダンジョンの位置を確認するがーーーマップと比較してみてそれらしき所が見当たらないな。

「キリト、ここら辺だよな?」

「ああ、座標はこの辺りのはずだけどな・・・」

「おっ、あそこじゃねぇか?」

復活したクラインの声を聞いて、指をさす方向を見下ろしたらーーー確かにそこにあった。広い海域の一角に白い光を発しているポイントがあった。間違いない、あそこだ。

「ミラ、アスナさん」

「うん」

「それじゃあウォーターブレッシングの魔法をかけるね」

オレ達の中で一番魔法が得意なアスナさんと、プーカ特有の音楽魔法を使えるミラがオレ達にウォーターブレッシングの魔法をかけてくれた。この魔法は水中戦闘が得意なウンディーネ以外の種族が水中でも活動可能になる魔法だ。聞いた話だと亜利沙ーーーアリーも使えるらしい。
二人の呪文の詠唱が終わり、自分のHPバーの横に魚の絵が描いてあるステータス付与のアイコンを確認して、全員揃って海に飛び込む。屋内ダンジョンに入る時みたいに日の光が当たらなくなったため、自然と背中から妖精の翅が消える。一応魔法の効果で水中でも呼吸が出来るようになったけど、それと泳げるかは話が別だ。

「掴まれリーファ」

昼間の特訓で初めと比べてかなり泳げるようになったとはいえ、ここまで深いとパニックを起こしてしまう。オレはリーファに手を伸ばし、しっかりと手を掴んだのを確認してリーファを引っ張りながら泳ぐーーー

「ライリュウ!オレも!助けてくれ!オレもカナヅチなの忘れてた!!」

「何やってんだお前(ライト)!!」

カナヅチのクセに何で海に飛び込んだ!!カナヅチのクセに何で特訓に来なかった!!お前何しに来たの!?溺れに来たの!?そういえば翼って中学時代は『悪魔の実の能力者』って言われたレベルのカナヅチだったっけ。今日はオレらのパーティはオレとライ
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