先恋〜マジ恋〜
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
は、春先君??」
沙奈が呼び止める、と、陸太が振り返る。
「はい?」
「あの…話って…」
「あ、いえ、何でもありません、気にしないで下さい、」
「そ、そっか、」
沙奈が微笑むと、陸太も微笑み返した。沙奈はもう、言うしかない…と、心の中で言い、ゆっくりと口を開いた。
「春先君?」
「はい?」
「さっき、恋愛相談、してくれたじゃない?アレでね、私、その人に告白しようって…思ったんだ」
「……!そうでしたか!それは良かったです!頑張って下さいね!」
「…うん、」
沙奈はゆっくりと息を吸った。
「…ねぇ、春先君、」
もう、何も考えない。許されないなんて当たり前、なら今、この想いごと、砕けてしまえ…
「好きだよ」
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ