35部分:第四話 八大公その一
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アイオリアと同じ黄金聖闘士達だった。
「黄金聖闘士、やはり」
「ここに来ていたのか」
「アイオリア、先に行くなと言った筈ですが」
ムウはアイオリアの横でまずは彼を注意した。
「何故先に行かれたのですか」
「放ってはおけなかったのだ」
アイオリアはこうムウに答える。
「敵の雑兵達がローマに攻め入ろうとしていた。それを防いだのだ」
「そうでしたか」
「そうだ。見ろ」
ここで回りに転がるインプ達の躯を指し示す。
「この者達を倒した。その為に先に向かったのだ」
「そうでしたか。それは失礼しました」
「言っておくが我々はこう見えても同志を大事にする」
八大公の中の一人が黄金聖闘士達に告げてきた。
「この言葉の意味が。わかるな」
「面白い。ならやるか」
デスマスクが不敵な笑みを浮かべて前に出た。
「何なら俺一人で御前等全員を葬ってもいいんだがな」
「キャンサーのデスマスクだな」
八大公の中の一人がデスマスクの姿を認めて彼に名を問うてきた。
「確か」
「その通りだ。俺がデスマスクだ」
デスマスクも自分からそれを認めた。
「それで御前は誰だ?八大公の一人なのはわかるんだがな」
「カナン」
彼は自身の名を名乗った。
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