暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic13そんな何気ない日常〜Eilie & Children〜
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れる。とにかくトリシュは発見したから、次はザフィーラだね。隣の男性風呂へ突貫。

「トリシュ・・・?」

「さ、さすがに男性の脱衣所に入るのは・・・」

顔を真っ赤にしてもじもじしてるトリシュに「じゃ、そこで待っててね」そう言って、アイリだけで脱衣所に入る。まず棚の周囲をぐるっと見て回って、誰も隠れてないことを確認。次は浴場。スライドドアを開ける。浴場をぐるりと見て「異常な〜し」ということでドアを閉めて、脱衣所からも出る。

「トリシュ、次」

「あ、はい」

次は風呂場に隣接するランドリーに突撃。男女と別れていて、とりあえず男性用のランドリーに入る。ドラム型の洗濯機と乾燥機が10台ずつの計20台。幾つか稼働中のもあるね。あと、誰か知んないけど、ランドリーの片隅にある洗濯物干しにトランクスを干してくれちゃってる。だから・・・

「〜〜〜〜っ!?」

トリシュがまた顔を真っ赤にして、両手で目を隠した。アイリはマイスターの下着を干すこともしてるから、男の人の下着くらいは別に気になんないんだけどね。

「居ないなぁ〜」

「アイリ、早く出ましょう!」

「廊下で待ってればいいのに・・・」

とりあえずランドリー内を見て回る。どこも異常無しか〜、と思った直後、「うひゃあ!?」マジでビビった。何せ洗濯機の中に子犬フォームのザフィーラが居たんだから。アイリは洗濯機の蓋を開けて、「何やってるの!?」声を荒げる。ザフィーラは床へと降り立って、子犬フォームから本来の狼フォームに戻った。

「む。すまぬ、よもや内側から開けられんとは・・・」

そう言ってうなだれるザフィーラに、「洗濯機は基本そういう仕様ですから。ザフィーラ様、お気を付けてくださいね」トリシュが注意した。

「入ることはもう二度とあるまいが、その忠告はありがたく頂こう」

「とにかく! ザフィーラ、見ぃ〜つけた!」

トリシュに続いてザフィーラまで労することなく発見できたのはラッキーだったね。もう一度乾燥機や洗濯機の中を確認して、フォルセティとヴィヴィオが居ないのを確認。ランドリーを出て、次は女子用ランドリー。そっちにも2人が居ないのを確認。ロビーに戻って来る。まずは中央階段の裏にある物置小屋を確認。居ない。さらに食堂など1階にある施設を見て回ったんだけど・・・

「居ないね〜」

全然見つけられなかった。さすがにこれは予想外。だから「まさか、さっきのザフィーラみたく、何かあったんじゃ・・・?」なんて不安が募ってく中・・・

「待て。フォルセティは問題ない。我が手伝ったのだ。アイリ、お前はただ捜し切れていないだけだ」

「そういうことです。ヴィヴィオは私が手伝いましたし」

ザフィーラとトリシュからそんなダメ出しが。アイリの捜
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