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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic13そんな何気ない日常〜Eilie & Children〜
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水で流しこんで」なのはが水と一緒に飲み込むように言った。ヴィヴィオは少し迷ったようだけど、コップを手に取って一気に飲み干した。
「はふぅ」
「うん、えらいよ、ヴィヴィオ。・・・ゴメンね、フェイトちゃん。でも吐かせるよりかはもう飲み込ませた方が良いかな、って」
「あ、うん。そうだね。偉いよ、ヴィヴィオ。よく食べれました♪」
「うんっ!」
そんなこんなで、いつも通りに楽しい朝ご飯タイムを終えた。みんなで食器を片付けて、午前中のお仕事に入る。マイスターとはやてとリインは部隊長室。なのはとヴィータとフォワードは訓練。フェイトは捜査主任っていうことで外回り。ちなみにアリシアは今は聖王医療院でリハビリ中。今月中には完全復帰できるとの事。で、アイリは医務官だから医務室へ・・・なんだけど。
「アイリちゃん。
医務室
(
ここ
)
はいいから、フォルセティとヴィヴィオの面倒をザフィーラと一緒に見てあげて」
「ヤー。手が必要なときは・・・」
「ええ。ちゃんと呼ぶわね。それまではフォルセティとヴィヴィオのことお願いね」
3日に1回は医務官じゃなくてチャイルドマインダーのような仕事をしてる。最近はフォアワードも、医務室を使う必要のないレベルの怪我しかしなくなったし、暇と言えば暇なんだよね。整備班も軽い傷しか負って来ないし。シャマル1人で十分対処しきれる。
というわけで、アイリは白衣を脱いで医務室を出てく。向かうのは隊員寮。親代わりのマイスター達が仕事の時、フォルセティとヴィヴィオは、寮母のアイナさんや遊撃戦力のザフィーラと家事の手伝いや遊びとかやって、マイスター達の終業時間まで時間を潰すからね。
「おお、やってるね」
海上に建設された空間シミュレータからドッカンドッカンと爆発音が続く。セカンドモードの練習も終盤だって言うし、次はサードモードだね。さらに派手な戦闘訓練が拝めそう。どんどん強くなって頼もしくなってくのが判るのが楽しいね。
『ザフィーラ。アイリだけど、フォルセティとヴィヴィオって今なにしてる?』
『我々は今、寮の1階にてかくれんぼをしている』
『おお、かくれんぼ。アイリは今日も子守り側だから、参加させてもらっても良い?』
『ああ。今は一回戦ゆえ、二回戦からの参加になるが』
『ヤー。じゃあ終わるまで待ってるね』
ザフィーラとの思念通話を切る。到着した寮のエントランスを潜って、時間を潰すために食堂へと向かうんだけど、ロビーの片隅にある観葉植物に自然と目が行って、「ぅえ!?」ビックリした。
「トリシュ!? 何やって・・・!?」
「しーっ。大きな声を出さないでください、アイリ。ヴィヴィオに見つかってしまいます」
観葉植物の裏に隠れてる(最早もろバレなレベルだけど・・・
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