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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic13そんな何気ない日常〜Eilie & Children〜
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度も行ってるわけじゃないけど、チーム海鳴で海水浴に行った思い出を振り返る。ふと、フォルセティを見ると、「???」小首を傾げてた。何か判らない単語でもあったのかな?

「隊舎の前に海があるのに、泳げないっつうのも酷な環境だよな〜」

「別にオフシフトであれば、泳ぐくらいは問題ないだろう。はやて部隊長とセインテスト調査官は、この件について何か問題があるでしょうか」

「私からは何も言うことはあらへんよ。オフの使い方はみんなに一任してるからな」

「私としても同じ意見だよ、シグナム副隊長。自由に過ごしてくれて構わない」

マイスターがそう答えた後、「かいすいよく、ってなに?」フォルセティが訊いてきた。さっき小首を傾げてた理由はそれだったんだね。後ろのなのはとフェイトとヴィヴィオのテーブルからも、「なーにー?」ヴィヴィオが海水浴について質問してた。

「えっと、海水浴というのは、海に入って泳いだりして楽しむことだよ、ヴィヴィオ」

「なのはちゃんの言う通りやね。水着ってゆう専用の服を着て、海に入って遊ぶんよ」

なのはとはやてからそう教わったフォルセティとヴィヴィオは「へ〜」上手く想像が出来ないのか力ない返事をした。そんな2人の様子に、「今年はダメだが、来年は海水浴に行こうか」マイスターがそう言った。

「そうやね〜。今年は六課の仕事でてんやわんややから、遊びに行くのは無理やろうし。来年なら休暇を合わせて家族旅行って感じで行けるやろ」

「ホント、パパ、ママ・・・?」

「ああ」「うんっ」

「やった!」

マイスターとはやての間に座るフォルセティが満面の笑顔を浮かべて、両手を挙げて万歳した。フォルセティはもう里親に出すことなく八神家で引き取ることになったから、実質の養子だね。ファミリーネームをどうするかは、マイスターとはやての間で相談中。マイスターとしては、セインテストの名は後世に残すつもりはないとのこと。

「それじゃあ私たちもお邪魔しようか♪」

「はやて、セインテスト調査官。私たちもお邪魔していいかな?」

「もちろんや♪ すずかちゃんやアリサちゃんにも声を掛けて、チーム海鳴で久しぶりの旅行っちゅうことで♪」

「どうせならスバル達も一緒の方が良いですよ!」

フォークで突き刺したミニトマトを口に運びながらリインがそう提案した。キャロとエリオ、それとスバルは「ありがとうございます!」誘いを受けたことにお礼を言うんだけど、ティアナだけは少し考える素振りをした。

「ティアナは嬉しくないですか・・・?」

「泳げねぇとかか?」

「あ、いえ。お誘いは嬉しいですし、泳げもしますけど・・・。来年の今頃は、あたしは何をやってるんだろう、って思って・・・」

ティアナはさすがと言うか
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