暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic13そんな何気ない日常〜Eilie & Children〜
[2/11]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ーたち男性は2階、元々アイリも居た女子(これ大事な線引きね)は3階で寝泊まりする。ちなみに男性は3階へは上がれない。上がったら最後、シグナムとヴィータから総攻撃を受ける・・・予定。洗面台は共通で、それぞれの階層の中間に位置してる。そこで洗顔や歯を磨いたりするんだよね。

「はーい、ガラガラってして〜・・・ペッ」

「ガラガラ〜・・・ペッ」

部屋に置いてある歯磨きセットやタオルを持って洗面台で顔を洗った後、一緒に歯磨きを終える。プライソンに生み出された後、それなりにまともな生活をしていたのか、ある程度の日常生活の常識など、フォルセティは教えるまでもなく出来てた。ヴィヴィオも、フォルセティと一緒に習ったらしく、ある程度は自分で出来るけどこの子ほどは出来ない。

「それじゃあ・・・――」

歯ブラシやコップの水を切った後、フォルセティと顔を合わせて、「ニッ♪」ってニッコリ笑顔をつくる。フォルセティの歯は綺麗に磨かれてるから「ん、オーケーだよ♪」上手に出来ました、の意味を込めて頭を撫でる。すると、えへへ♪ってはにかんでくれるフォルセティ。

「ああもう! 可愛いな、このこの!」

「ひゃぁぁぁぁ!」

ギュって抱きしめてその場でグルグル回る。っと、こんなことをやってる場合じゃなかった。マイスターとアイリとフォルセティの愛の巣に戻って、「次はお着替えね〜」パジャマを脱ぐ。アイリは陸士隊の制服で、フォルセティはスキッパーシャツとアンクルパンツへと着替える。

「フォルセティ、手伝おうか〜?」

「だいじょうぶ〜!」

フォルセティは何が恥ずかしいのか、アイリと一緒に着替えたくない、見られたくない、なんて言っちゃうんだよね。う〜ん、おマセさんめ〜。だからアイリ達はそれぞれ部屋の隅っこに寄って、背中を向け合いながら着替える。

「できた〜」

「はーい」

フォルセティに振り返って、ちゃんと自分で着替えが出来てるのを確認した。次は櫛でその綺麗な銀色の長い髪を梳く。マイスターは、ヘルメットを被るためっていう理由で後ろ髪をバッサリ切る、なんて愚行を働いてくれちゃったからね〜。髪の梳きがいがあるっていうものだね。

「きもちいい・・・」

「寝ちゃダメだからね〜」

以前のマイスターのようにうなじ付近で後ろ髪を1本に纏めてゴムで結う。そして今度は「かして〜」フォルセティが、アイリの後ろ髪を櫛で梳いてくれる。最近はマイスターもやってくれないし。幸せ倍増。

「ありがとう、フォルセティ。それじゃあパパ達に逢いに行こうか」

「うんっ!」

フォルセティと手を繋いで部屋を出て、1階の食堂へ向かう。階段をゆっくり下りてる中、「パパ! シャマルせんせー! ザフィーラ!」食堂に向かってロビーを歩くマイスターとシ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ