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STARDUST唐eLAMEHAZE
第三部 ZODIAC CRUSADERS
CHAPTER#7
呪縛の死線 玲瑞の晶姫VS漆黒の悪魔U 〜Shallow Sleep〜
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魔” が(たお)せるかああああああああぁぁぁぁ
ぁぁぁぁぁぁぁぁ―――――――――――――――――!!!!!!!!!!!!!!!
ファンタジーやメルヘンじゃあねーんだぜ!! このクソアマがあああああああぁぁぁ
ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ――――――――――――――!!!!!!!!!!!!!!!』
 言うと同時にフロアを蹴破って視界から消え去り、
天井や家具をポルターガイストのように砕き散らしながら
凄まじいスピードで室内を飛び回る。
「……」
「目視……不可……」
 動きに緩急を付けているわけではないので分身しているようには映らないが、
しかし余りにも疾過ぎる為スベテの空間に同時に存在しているように視える。 
 戦技無双の反 撃(カウンター)を放つどころではない、
相手の姿を捉えるコトすら困難な危機的状況だった。
 されど後手に回るわけにはいかず気配と勘のみで条撃(じょうげき)を繰り出すが、
ソレは虚しく空を切るか伸びきる前に引き裂かれる。
槍で裂いているか歯で喰い千切っているかは不明である。
 このままではただ相手に翻弄され続けるのみ、
故に淑女は波状攻撃を捨て確実な一撃に狙いを絞る。
(確かに途轍もない速度ではありますが、
“常に一定の速度で” 動いているわけではないのであります。
技も計算もなく無軌道に動き回ればどこかで速度は落ちる筈、
特に私へ攻撃を仕掛けてくる時は絶対に、
その瞬間を狙い撃つのであります……!)
 意志を固めた淑女の瞳に宿る冷たい熱。
 攻撃の瞬間を見極める為、五感を極限まで研ぎ澄ます。
 もう一度捕らえてしまいさえすれば所詮はただの人形、
跡形もなくバラバラにされては恨みのエネルギーも何もないだろう。
 思考を巡らせる淑女の視界の隅が一点、影を捉える。
 攻撃を仕掛けてこないヴィルヘルミナに対する挑発か嘲りか、
明らかに速度が鈍ったのを気流が伝える。
 千載一遇の好機。
 ソレを認識するより先に躰が、
(そう)……ッ!」
既に動いていた。
 確かな手応え。
 しかし硬質な。
(!?)
 違和感と破砕音、眼前で踊るキラメキ。
(鏡!?)
 失態の認識と同時に激痛。
 皮膚と肉がブチブチと音を立てて千切れていく寒気と怖気。
 崩れ落ちる淑女の背後で、膝元にも満たない人形が血の滴る
スタンドの短剣を握り締めていた。  
『クケケケケケケケケケケケ!
(のろ)い、(のろ)い、あんまり遅くて欠伸が出ちまいそうだからちょっと遊んじまったぜ。
このド低脳がッ! 鏡に映ったオレがそんなに珍しかったか?
えぇ!?」
「ぐ……ふか、く……」
 右脹ら脛をブーツごと、縦に割かれスカートの中に血だまりを生んだ淑女は
苦悶を噛み殺しながら背後の
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