第一章 ハジマリ
第13話 VSジャッジメント――ハーフタイム
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人には話しておこう」って言うのも……
「ジャッジメントのメンバー……カオスも、なんだけど……。彼等の突然の能力低下は、この世界に溢れる『色』のせいなんだ」
「色?」
その単語に天馬は先ほどよりも不思議な顔をする。
色とは“あの色”の事だろうか。
今、自分達の目に映っている空の紺色やグラウンドの緑色とか……?
「二人には前、『ボクが遠くの場所から来た』って事を話したよね? 天馬には、『カオスは、逃げ出したボクを追ってここまで来たんだ』って事も……」
「うん……」
「え……? どう言う事……?」
アステリの言葉にフェイは困惑した表情で問いかける。
――そう言えば、あの時フェイはいなかったっけ……
「ねぇ、アステリ。どう言う事なの……? 『追われてる』とか『色のせい』だとか……」
天馬の言葉にアステリは一つ頷くと「わかった。一から全部話すね」と語り始めた。
「ボクとカオスはこの世界では無い、別の世界から来た。
色の存在しない世界、【モノクロ世界】から――――」
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