343部分:第四十七話 北の大地その一
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に着いたのならばやはり本場のロシア料理を食べてみたいと思っていたのである。この辺りは彼等も人間であった。
「ボルシチですか?それともピロシキですか?」
「両方だ」
カミュはこう青銅の者達の問いに答えた。
「それは両方だ」
「両方ですか。それはまた豪勢ですね」
「確かに」
「とにかく食べないと身体がもたない」
今のカミュの言葉はかなりシビアなものがあった。
「ここはソ連だからな」
「あまりにも寒いからですか」
「我等聖闘士でも」
「人であるからには食べなければ生きられない」
今のカミュの言葉はまさにその通りの言葉であった。
「そういうことだ。それではな」
「ええ。じゃあロシア料理を」
「皆で」
こうして彼等はカミュに案内されてそのロシア料理の店に向かうのであった。そこはレニングラードでもかなり高級な部類のロシア料理のレストランであった。そこに入るのであった。
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