第2章:異分子の排除
第36話「事件が終わって」
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今日は転校生を紹介します...まぁ、知っている方も多いでしょうけど...。」
「(誰か休ませてあげなよ...。)」
俺も原因の一端を担っているとはいえ、さすがにそう思わざるを得なかった。
...そして、入ってくる一人の女子生徒。
「え...?あれって....。」
「どういう事...?」
その人物に、ほとんどの女子が騒めく。
「シャルロット・ローランです。紆余曲折あって姓が変わりましたが、変わらずに接してくれると助かります。」
「えっと...デュノア君はデュノアさんで、事情があってローランさんになりました...。」
反応がない...というより固まっているクラスメイト。
...あ、これやばいな。秋十君と本音とかあまり驚いていない女子に耳栓を渡しておく。
「「「「ええええええええええええ!!??」」」」
「(っ...耳栓越しでもなかなかの声量だなぁ...。)」
とんでもない叫び声が響き渡り、耳栓をしていながらも俺は驚く。
「なんであんなに込み入った事情なのに戸籍とか色々な手続きは済んでいるんですかぁ...!うぅ、また部屋割りとかを考えませんと...。」
それよりも山田先生がギブアップ寸前なんだけど...千冬手伝ってあげろよ...。
「それで昨日休みだったんだね〜。」
「うちの会社で色々やってたからな。」
何名かが一時的な災難に見舞われているが、これにて一件落着...と。
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