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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第十八話 派遣任務 4
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、複数に分裂してダミー体を増殖する。そやけど、本体は一つや』

さすがにこれでは手が出ないと思ったのか、はやてがヒントを出す。

「本体を封印すれば、ダミーは全て消えるです!」

リインも到着し、フォワードのバックアップに入る。

「アタシとシグナムが町中を見てくる。そっちはお前達だけでやってみろ」

シグナムと合流したヴィータが、フォワードにそう指示を出した。

今まで訓練で培った物を見せろ、と言う事だ。

「素早く考えて、素早く動く!」「練習通りでいける筈だよ」

なのは、フェイトも揃い、万全の態勢となった。

万が一失敗しても、これなら大丈夫…と考えているフォワードは誰一人いない。

「サッサと終わらせるわよ!スバル、エリオ!」

ティアナがクロスミラージュを構える。

それが合図となり、スバルがダミーの一体に殴りかかる。

「うおりゃあぁぁぁぁ!…あれぇ??」

スバルの拳は間違いなくダミーに直撃した。だが、ポヨンと弾き飛ばされるだけで効果はなさそうだ。

「タアァァァァ!」

ならばと、エリオがストラーダで切りかかる。が、結果は同じく、切れも凹みもせず、ただ弾き飛ばされるだけだ。

「打撃無効?」「斬撃も無効です!」

一旦下がる二人。入れ替わるようにキャロがフリードに指示を出す。

「フリード、ブラストフレア!」

「これでどうよ!」

さらにティアナが魔力弾を射つ。

フリードの炎と、オレンジ色の弾丸がダミーを捕らえるが、まるで効果が無い。

「こっちの炎と通常魔力弾も効果無し…」

「さすがロストロギア。見た目はカワイイですが、侮れません!」

ティアナ、キャロも攻めあぐねていた。

そうなると、今度はアスカの番になるのだが…

「アスカも攻撃してよ!」

スバルがマウンド付近にいるアスカに言う。

「目下バリアの維持で手一杯だよ!」

アスカはダミーを逃がさない為にバリアを張っている。

あまりにも地味な役割である。

「そうだ!エリオ、あれでまとめていけない?ストラーダを地面に刺して、電気バリバリーのヤツ!」

「こら、スバル!それじゃオレも巻き込まれるだろ!」

「あ、そうか」

スバルの考え無しの提案を即座に却下するアスカ。

「それに、電気で止まるか分からないし、無傷で、って指示よ。ダメージコントロールし辛い攻撃は無し!」

まだ打開策を思いつかないティアナが苛立たし気に言う。

アスカはティアナの言葉に焦りが混じっているのを感じた。

「慌てるな!こいつらにオレのバリアを破る力も、飛び越える力もない。落ち着いて考えれば、必ず道は開ける!」

アスカの言葉に、ティアナはハッと
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