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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第十八話 派遣任務 4
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ンポヨンとたくさん跳ねているのが確認できる。

「ラピ、複数のバリアにオプティックハイドをかける場合、その術式は空間単位で1回のカウントだったよな?」

アスカは状況を見て戦略を練る。

《はい、その通りです》

「オプティックハイドはあと何回できる?」

《1回です》

「充分。シグナム副隊長、オレをグランドに落としてください!」

アスカの中で作戦は決まった。

「どうするつもりだ」

「バリアにオプティックハイドをかけて、グランドを囲みます。あとは、みんな待ちって事で」

単独で無理に封印処理をする必要はない。仲間が駆けつけてくるまで、時間を稼げばいい。

そう考えたアスカは、スライムを逃がさない手段を取る事にした。

「分かった、上手くやってみせろ!」

マウンド付近上空まできたシグナムは、そのままアスカから手を離す。

「よっと!」

無事に着地するアスカ。素早く周囲を見渡し、行動に出る。

「カードリッジロード!ラージプロテクション、サークルポジション!」

カードリッジを一発消費してデバイスを振りかざすアスカ。

それに連動するように、バックネットと同じくらいの高さがあるバリアが次々とグランドを囲む。

「ラピ、オプティックハイドをバリアに!」

《了解》

最後の一回をバリアに使う。

これで目撃されたとしても、最悪の場合でもボールのような物が飛び跳ねてるくらいに見えるだろう。

アスカ、シグナム、フリードはオプティックハイドで透明化しているので、発見される心配はない。

『副隊長、外に何匹か出てませんか?』

『大丈夫だ。出ていたとしても、2、3匹だろう。お前はそのままバリアを維持。私が周囲を見回してくる…ん?』

念話で話している時だった。夜空の星が急に光りを落とし始めた。

「広域結界!シャマル先生か」

ホッと息をはくアスカ。

強力な広域結界の魔力に反応して、簡易オプティックハイドが解かれる。

「ほう、思ったより早かったな」

シグナムが高速で近づいてくる魔力反応に気づいた。

「お待たせ!」

バリアを飛び越えるようにウイングロードがグランドに届き、ティアナとキャロをおぶったスバルが飛び込んできた。

その後ろを、ソニックムーブで駆けつけたエリオが続く。

「なに、コレ?」「プニョプニョスライム?」

スバルとティアナが、目の前で飛び跳ねている群を驚きの表情で見ている。

「ちょっとカワイイ?」

ポヨンとしたのが可愛いのか、キャロが緊張感の無い声を出す。

「これ、全部本体ですか?」

グランドを跳ね回るロストロギアの群を見て、困惑気味のエリオ。

『危険を感じると
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