14話目 漆黒の者(前)
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現在の状況。ポケモンは大きく分けて3つの地点で戦っている。
まずはグレイの近く。ここにはビビヨンがいる。
ビビヨン:遠くにいる緑液体ランクルスに向けて“むしのていこう”で攻撃している状況である。
ビビヨンを攻撃する者は今はいない。
次に真ん中。ここにはギャラドス、巨大生花フシギバナ、黒犬ヘルガー、の3体が戦っている。
黒犬ヘルガー:巨大生花フシギバナを盾にしながら、ギャラドスに攻撃している。盾のおかげで無傷である。
巨大生花フシギバナ:何度もギャラドスの攻撃を受けているが、先ほどの“やどりぎのタネ”により緑液体ランクルスと2体の五芒星スターミーから体力が供給されるため、ダメージはほとんど溜っていない。ギャラドスへの攻撃もしている。
ギャラドス:2体から攻撃を受け続けて体力が減っている。
総括的に見れば、体力供給がある巨大生花フシギバナを倒すことは不可能で、ギャラドスが倒れるのは時間の問題である、と言える。
それからアークの近く。ここにはレパルダス、緑液体ランクルス、2体の五芒星スターミー、の合計4体が戦っている。
2体の五芒星スターミー:“まもる”の効果で現在無敵状態である。また、レパルダスと緑液体ランクルスに無差別に攻撃している。さらに、“やどりぎのタネ”の効果で、巨大生花フシギバナに体力を供給している。
緑液体ランクルス:主にレパルダスと戦っている。遠くのビビヨン、さらに味方の五芒星スターミーから攻撃を受けている。しかし、“リフレクター”、“ひかりのかべ”、“めいそう”の効果で受けるダメージを少なくしている。また、巨大生花フシギバナに体力を供給している。
レパルダス:主にランクルスと戦っている。近くの2体の五芒星スターミーからも攻撃を受けている。攻撃され、体力が減っている。
総括的に見れば、レパルダスと緑液体ランクルスで体力比べをすれば、先に倒れる方はレパルダスである、と言える。
(戦力は相手の方が上だ。1点集中で確実に相手の戦力を減らした方がいいな)
グレイは結論を出し、指示を始める。
「レパ! そこは諦めて、真ん中の戦いに参加しろ! ビビは相手のランクルスを攻撃して牽制!」
グレイの指示により、レパルダスは真ん中の戦場へと引き返した。レパルダスと戦っていた相手の緑液体ランクルスは、遠距離のビビヨンに向けて再び“サイコキネシス”を放つ。
「ビビ! まともに撃ち合うな! 回避が優先!」
ビビヨンと緑液体ランクルス。攻撃の威力が高いのは相手側であるのは先の小競り合いで分かっていることなので、逃げ気味に撃ち合うようにグレイは指示した。
両者の遠距離攻撃の撃ち合いが再開されるが、ビビヨ
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