14話目 漆黒の者(前)
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ギャラドスの水をまとった突撃技“たきのぼり”が直撃する。
「ヘルガー“あくのはどう”!」
盾にされた巨大生花フシギバナはその場によろめく。その後ろから無傷の黒犬ヘルガーが顔を出し、“あくのはどう”をギャラドスとレパルダスに放つ。
「ビビ“むしのていこう”! あのランクルスとスターミーに!」
黒犬ヘルガーにギャラドスとレパルダスが吹っ飛ばされている時、グレイはガラ空きになった体力供給機である、緑液体ランクルスと2体の五芒星スターミーに攻撃するために、ビビヨンに狙撃を命じた。
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ビビヨンは、無防備と思われる体力供給機たちに攻撃を開始した。しかし、
「ランクルス“サイコキネシス”」
ビビヨンの狙撃は、緑液体ランクルスの“サイコキネシス”に防がれる。しかも、それだけではなかった。
なんと、ただの体力供給機と思われていた緑液体ランクルスの“サイコキネシス”は圧倒的な威力でビビヨンの狙撃を打ち消してビビヨン自身にまでダメージを与えた。
(マジかい! 遠距離戦でビビが勝てないのかよ!?)
すぐさま作戦を切り替えたグレイは、前衛で戦う者たちに指示を出す。
「KKはそのまま戦え! レパは相手をすり抜けて奥へ行け! ランクルスを攻撃しろ!」
「ヘルガー“あくのはどう”! フシギバナ“ギガドレイン”」
巨大生花フシギバナは、ギャラドスの“たきのぼり”を受け止め、レパルダスを奥に行かせないように草タイプの特殊攻撃技“ギガドレイン”を放って妨害する。
レパルダスは“ギガドレイン”を避けるが、盾の影から姿を現した黒犬ヘルガーの“あくのはどう”をくらってしまう。一瞬怯んだレパルダスに、黒犬ヘルガーと巨大生花フシギバナの攻撃が迫る。
しかしギャラドスの“たきのぼり”が相手2体の攻撃からレパルダスを守った。レパルダスはそのまま緑液体ランクルスがいる方向へ進む。
「ビビ“むしのていこう”」
「ランクルス“サイコキネシス”! フシギバナ“ギガドレイン”! ヘルガー“あくのはどう”!」
巨大生花フシギバナと黒犬ヘルガーは、ギャラドスが1体で食い止めている。
緑液体ランクルスに対して、今度はビビヨンとレパルダスの2体がかりで攻撃する。近くにいる2体いる五芒星スターミーが、水タイプの特殊攻撃技“ハイドロポンプ”を放ってレパルダスに攻撃するが、レパルダスに簡単にそれを避ける。
五芒星スターミーの攻撃はとても雑で、攻撃の訓練がされているように見えない。どうやら五芒星スターミーは、本当に体力供給機としての存在のようだ。
緑液体ランクルスが“サイコキネシス”を遠くのビビヨンに放つが、レパルダスがそれを受け止める。タイプ相性的にレパルダスには“サイコキネシス”は
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