339部分:第四十六話 第五の戦場その四
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「しかしだ」
だがここでカミュが言うのだった。
「租の破壊と殺戮を許すつもりはない」
「どうしてもですね」
「当然だ」
カミュの言葉はそれが当然といったものであった。至極冷静でもあった。
「平和を守る。それが我等聖闘士の義務だからな」
「その通りです。我々は平和とこの地上にいる人々を守ることが責務です」
ムウの言葉もその中に強さを含んだものになっていた。
「だからこそ。アーレスの正義を認めるわけにはいきません」
「その通りだ。では私も行くとしよう」
カミュは言った。
「ここでの宴の後でな」
「おう、最後まで食うんだな」
「このスペイン料理を」
今のカミュの言葉にデスマスクとシュラが応えた。デスマスクは笑顔になっている。
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