フォラスの思惑
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ん。そうみたいだね。」
フォルツの呟きをきいてランはそう言って相槌を打つ。
フォラスは分かっていた。どのタイミングで援軍が来るかどうか。ただ……。
「ん?どうしたの?フォルツ。」
「……。いや。なんでもない。」
その援軍のタイミングが分かっていたフォラスが俺たちの力量を図り間違えるだろうか?本気で殺しにかかってきたのならあの時アリスを逃しはしなかっただろう。
これは……何かの布石……?
「と、考える頃だろうね?」
「フォラス君どうしたんですかー?いきなり。」
「いや?アマリ。今回の殺しはなかなか楽しそうだと思ったからね。」
「???」
「一撃……。
強敵を倒す時は一撃で敵の急所を付く必要がある。だから。
狙わせてもらうよ。フォルツ。君の急所を。」
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