暁 〜小説投稿サイト〜
光の道の使者と共に駆け抜ける未来。
第1章 1年生前半〜学園生活に溶け込んでみた〜
第2話 初めましてオシリスレッド〜チートドローにメタを張れ!?〜
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ゴンの人形に乗った女の子の人形。…これどっちが本体なんだろうね。

「えーと、ここでさっき墓地に送ったヘッジホッグの効果!デッキからシャドールモンスターを手札に加えるよ!私はリザードを手札へ!」

ここで場の整理をしておく。



龍華 LP4000 手札3枚 デッキ枚数29枚
モンスターゾーン 
エルシャドール・ネフィリム 光・天使族 攻2800/守2500 表側攻撃
エルシャドール・ミドラーシュ 闇・魔法使い族 攻2200/守800 表側攻撃
魔法・罠ゾーン なし



なにこれ、壮観。

さてここからはライロの時間。手札3枚から動けるってところで相当不思議。

シャドールの効果は使えないって?…私の管轄外です。

「こっからが私の領域!魔法カード、光の援軍発動!自分のデッキから3枚墓地へ落とし、その後デッキからレベル4以下のライトロードと名の付くモンスターを手札に加える!」

「なあ、そんなにデッキ枚数削って大丈夫なのか?」

「これが生きる道なんだからしょうがないじゃない!」

本当にしょうがないんです。

それで、落ちたカードはダムド(ダーク・アームド・ドラゴン)、ブレイクスルー・スキル、ライコウ。

この状況はどうせダムドは出ないし、そう考えるとよさげな落とし方かな?

持ってくるのは万一この布陣が突破された時用のジェイン。最大瞬発火力2100は実はウォルフより出やすい分使い勝手がいい。

…やっぱシャドールの恩恵を受けれない今はやめておいた方がいいかなぁ…

《領域って大きく出た割には…》

やめてネフィ。それ以上は私によく効く。

「さあ行くよ!バトルフェイズ!ネフィリムでフレイムウィングマンを攻撃、この時に効果発動!」

その時、ネフィリムの手から無数の糸が放たれ、十代のフレイムウィングマンに絡みついた。

《…ふさわしくないわ》

ネフィリムがその手を下した時、十代の場には誰もいなかった。

「な、何が起こったんだ!?」

「ネフィリムの効果は、特殊召喚されたモンスターに攻撃するとき、相手をダメージステップ開始前に効果破壊する。…うん、やっぱ頭おかしい効果してる」

もちろん最後の部分は小声ですよ。

こういう時に攻撃反応罠が来るのが十代なのは予測済み。多分あれはヒーローシグナルか何か。

効果破壊で攻めれば問題ないって算段ですよ。

「続いてミドラーシュでダイレクトアタック!」

攻撃ってどうするんだろって思っていたら、少女が持っていた杖を高く振りかざす。

すると十代の後ろから影で出来た杖が伸びあがり、十代に襲い掛かった。

「十代後ろー」

「えっ、っておわっ」

十代 LP4000→1800

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