第1章 1年生前半〜学園生活に溶け込んでみた〜
第2話 初めましてオシリスレッド〜チートドローにメタを張れ!?〜
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!?」
絶対狙ったでしょ裁龍さん。私の弱点と知りながら。
《そういうわけではないが…今回はどのデッキを使うのだ?》
「うーん…相手はチートドロー…もといディスティニードローがめちゃ強い十代だしなぁ…ここは何もさせないという手で行きますか」
《何もさせない?》
「そう、だから今回裁龍さん出番ないかも」
一応ライロは入っているけどね。むしろ、世間一般の形よりもライロ多め。
相手が特殊召喚すればするほど嵌る罠ってところかな?
《…ほう。ならば思う存分後ろで物言いができるわけだな》
「ネタであおるのはやめてくだしぃ」
というわけで場所はレッド寮前の広場。
私が行くと既に十代と十代をアニキと慕う丸藤翔が待ってた。
「じゃあ早速デュエルだ!お互い楽しくいこうぜ!」
「了解!」
「「デュエル!!」」
(先行は十代かー…まずは手札を確認…って、なぁにこれぇ)
私の手札、良過ぎ!?
(ネタが入り過ぎではないか主よ…)
「俺のターン、ドロー!俺は手札から融合を発動!手札からフェザーマンとバーストレディを墓地へ送り、現れろ!マイフェイバリット!E・HERO フレイムウィングマン!」
相手の手札も良過ぎじゃないですか!?
・・・って、今なら私もあれくらいできるか・・・
「俺は2枚セットしてターンエンドだ!」
十代 LP4000 手札1枚
モンスターゾーン
E・HERO フレイムウィングマン 風・戦士族 攻2100/守1200 表側攻撃
魔法・罠ゾーン 2枚
「私のターンだね、ドロー!」
よし、これなら回る。でもこの形、いくらライロ混ぜても主成分はこっちに寄っちゃうんだよねぇ、まあ仕方ないか。
「私は手札から、影依融合を発動!これは自分の手札かフィールドから、シャドール融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚するカード。そしてエクストラデッキから特殊召喚されたモンスターが相手フィールドに存在する場合、自分のデッキのモンスターも融合素材とする事ができる!」
我ながら説明が長いね!
「お前も融合使うのか!楽しくなってきたぜ!…って、俺の場にはフレイムウィングマンがいるから…!」
「ご明察!デッキからも融合できるよ!私は手札のライトロード・ビースト・ウォルフとデッキのシャドール・ドラゴンを墓地に送って、融合召喚!影を纏いし神の写し身よ、今その姿を現せ!エルシャドール・ネフィリム!」
フィールドに現れたのは巨大な人形…てか、でかっ。
「おおーっ、すっげぇでっかいぜ!」
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