暁 〜小説投稿サイト〜
光の道の使者と共に駆け抜ける未来。
第1章 1年生前半〜学園生活に溶け込んでみた〜
第2話 初めましてオシリスレッド〜チートドローにメタを張れ!?〜
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「他のデッキ?私も四六時中ライロ使っているわけじゃないからいくつかはあるけど…もしかして四六時中使ってほしいとk」

《私たちだって過労死したくない》

「ですよねー」

やっぱり過労死って概念あるんだ。世代が進めば進むほど過労死認定されそうなモンスターって増えてくからなぁ…

せっかくだからカードプール全部持っていこうかな。いろいろ使ってみるのも面白いかも。下手に1つのテーマに縛ってやるとメタ張られそうだしなぁ。



日にちはまた進んで入学式当日。当然、

「zzz」

長い(ように感じるけど実際長い)校長の訓話は華麗に爆睡。私の特技です。

そんなわけで入学式は終わって、寮設備の説明を受けて、自分の部屋に到着。

やっぱりオシリスレッドに女子は一人だったよ…

それでも(?)、配慮はあったのか本来2人部屋のところを1人で使わせてもらっている。

無事前日届けた荷物も届いていたみたいなので、まずはこっちを整理しなくちゃ、と思ってたら、

ドンドンドンドン(扉をたたく音

「へあっ!?」

いきなり何なの!?私そういうびっくり系にすごい弱いんですけど!?

とまあ狼狽する私を置いていくようにドアは向こうから開いて。

「よっ!確か…そうだ、俺の前にデュエルしてたやつだよな?」

GX主人公、遊戯十代ご登場。なお私の名前は多分あの聞き方だと知ってない。何という挑戦者現る。Here comes the new challenger.

ザタイムオブレトビューションバトーワンデッサイダデステニー

・・・何だこのコンボは。

「あ、まあ…多分そう。…遊城十代君…だったっけ?」

「おー!俺の名前もう憶えてんのか!ずいぶん物覚えがいいんだな!」

元から知ってたっていう心の声は押し込めておこう。

確かに名前だけなら寮に入ってすぐに全員の自己紹介は行われていたんだけど、流石にあの1回で覚えてられるほど記憶力に自信があるわけじゃないです。

…やっぱりこの世界GX時間軸なんだなぁ、今更なんだけど。

「私は藤堂龍華。よろしくね」

「おう、よろしくな!あ、そーだ!せっかくだからこの後デュエルしないか?」

来たなデュエル脳。ただしこの世界のデュエル脳は滅茶苦茶優位である。

しかし、こんな初めから主人公と戦っちゃっていいんだろうか?

そんな疑問はあったけど、拒否できる雰囲気でもないし、いっか。

「もちろん、受けて立つよ!」

「そうこなくちゃな!じゃあ、寮の前の広場に集合な!じゃっ!」

そう言い残して嵐のように過ぎ去って行った十代。

「じゃあ、私も準備していきますかー」

《ところで主よ》

「ひゃい
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