マブラヴ
1476話
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だが、断トツの1位だったのが、部分によっての1位しかないというのはアメリカ人にとっては我慢が出来ない……といったところか。
……日本人を嫌い、シャドウミラーの俺達を嫌い……うん、確かに問題児だな。
「篁中尉が言ったと思うが、暫くアルゴス小隊と行動を共にする事になった。……とは言っても、シャドウミラーとしての仕事もあるから、いつも一緒という訳にはいかないが」
「質問よろしいでしょうか!」
VGがそう発言する。
篁が俺の方へと視線を向けるので、頷きを返す。
今日から一緒に行動するんだから、多少の交流は必要だろう。
「プレスティ大佐は、やはりシャドウミラーの実戦部隊に所属している人なんでしょうか?」
「ああ。私はシャドウミラーの実戦部隊……実働班に所属している」
「では、やはりプレスティ大佐も操縦技量は……」
「実働班に所属して恥ずかしくないだけの技量は持っていると自負している」
その言葉に、皆が……それこそブリッジスを含めて感嘆の声が出る。
まぁ、シャドウミラーの実働班と言えば精鋭の代名詞でもある。
シャドウミラーの実力を知っているからこそ、どうしても気になるのだろう。
「シャドウミラーの実働班には専用機を持っている者もいると聞きますが、プレスティ大佐も?」
「いや、残念ながら私が乗っているはシャドウだ。……まぁ、私に合わせて調整してはいるが」
「なんだ、量産機か」
ボソリと呟いたのは、当然のようにブリッジス。
幸い口の中だけで呟いただけなので、他の奴には聞こえなかったが……
それでも一応訂正はしておくか。
「シャドウミラーの量産機であるシャドウだが、シャドウミラーで多く使っているからこそ量産機という扱いをしているが、実際に1機を作るのに必要なコストというのは専用機とそう変わらない」
これは誤魔化しでもなんでもなく、全くの事実だ。
スパロボOGs世界でギリアムが乗っていた、ゲシュペンスト・タイプRV。
あれは実質的にギリアムの専用機だったが、シャドウというのはそのタイプRVと同じくらい……いや、今となっては更に高いコストを使って作っている。
正直なところ、専用機を量産機としているに等しい。
キブツがあるからこそ出来る無茶な行為ではあるが、それでも大勢が使っている以上は量産機という扱いになってしまうのだろう。
実際に量産されているし。
そしてまだ異世界間貿易についての条約を結んでいないマブラヴ世界の人間で知ってる者は限られているが、シャドウには外部武装ユニットのファブニールがある。
正直なところ、準特機と呼んでもいいような大きさを持ち、更には各種強力な武装や並大抵の攻撃では破る事すら出来ない強力なバリア。……そしてPS装甲と、それこそ
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