第1章
やっぱり平和的解決が一番!
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れじゃねーよ!!」
そーだよ!今日、模擬試合当日なんだよぉ!
「うわっ、師匠!?何かあったんですか!?」
ラルス君が大声に飛び起きちったよ。ご、誤魔化さないと!
「あっ。い、いや何でもありませんよ?」
「何で最後疑問形なんですか?」
「は、はははは…は。ほ、本当に何もありません//」
横にラルス君いるのすっかり忘れてたわ。
あー、はっず。
てか、冷静に考えるとラルス君の横で寝た俺が一番危険な行動だよね。ふぅ、ラルス君が純粋でよかった。
◆
そして、ラルス君の家で朝御飯をいただき、寝間着をセレシアに着替えさせて貰い(何か水の羽衣着てた)、弟子達から激励の言葉を貰って!
「これより、僧侶マアムと騎士ランドの模擬試合を始める!双方構え!」
俺はアリアハン城内にある、闘技場にてアリアハン1の騎士と模擬試合をしようとしている。そこ!アリアハン大人げないとか言わない!
手には今、剣を持っている。木剣だけどね。別に舐めプしてる訳じゃない、色んな武器を使ってみたいだけだ!……あれ?やっぱり舐めプ?大丈夫だよな?町の中じゃ槍は外してたから、舐めプとは思われてないよな?向こうの──ランドだっけ?も、同じ木剣を持っている。
闘技場は砂の地面だから、多少は本気出しても砂埃でなんとかなるよな。
「始め!」
グワァーーン!!
ドラの音が鳴ったな、闘いの始まりだ。
「どうした?来ないのか?」
分かりやすい挑発を仕掛けてくるなあ。良いだろう。その挑発、乗ってやる。
「では、御言葉に甘え──てっ!」
地を蹴り、加速を始め、相手の前で止まり、一撃を見舞う。とても単純な攻撃。でも、圧倒的な速度で繰り出せば避けるのは難しいだろう。
「ハアァッ!」
手応えがない?まさか──避けられた!?
俺は油断せずに相手の攻撃に備えて相手を見る。
「えっ、ちょ、まっ」
だが、そこには俺の理性がぶっ飛ぶレベルの出来事が起こっていた。
相手があ!相手が真っ二つにきれてるぅ!。
落ち着け、落ち着いて素数を数え──るひまはないっ!これはあくまで模擬試合だ。相手をタヒったらアウトだろう。幸い、踏み込んだ時の砂埃で周りにはこれ見えてないはずだ。いまのうちにっ!
俺はサッと、真っ二つに切れた胴体をくっ付けて(上半身を下半身に置いただけだが)、回復呪文を唱える。
「ベホイミっ!」
セ、セーフ!繋がった!良かったぁ!………あっ、こいつ殴り飛ばしとこう。今度は手加減しながら、剣の腹で殴ろう。
「えいっ」
よし、普通だ。普通に飛んでってくれた。さぁどうやって殺さずに勝とうかな?この体だったら
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