暁 〜小説投稿サイト〜
光の道の使者と共に駆け抜ける未来。
第1章 1年生前半〜学園生活に溶け込んでみた〜
第1話 入学試験デュエル〜ライロを落とせ、話はそれからだ〜
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クロやエクシーズは使えない。まあ、きっといずれ使う時が来るとは思ってるけど。

なのでいつものデッキよりはちょっとスケールダウンはしてる。でもこの状況でも昔は回せてたし、あとは運命力次第。

応えて、私のデッキ!とか思いながら、

「それでは、始め!」

「「デュエル!!」」

私のこの世界に来ての初戦が始まった。



「先行は慣例で私からだ!ドロー!」

あ、ドローあるんだったねこの時代。先行ドローが許される優し…いや怖い時代。

「私はサファイアドラゴンを攻撃表示で召喚!そしてカードを1枚セットしてターンエンド!」

黒服 LP4000 手札4枚
モンスターゾーン
サファイアドラゴン 風・ドラゴン族 攻1900/守1600 表側攻撃
魔法・罠ゾーン 1枚



おおっとさっそく1900打点。昔はこれでも十分けん制になったんだよねぇ。時代の進歩ってこわい。

「私のターンですね!ドロー!」

ドローしたカードをちらっと見る。おお、これ意外と強い手札かも。

この構成のライロに流石にワンキルルートはないけど…強いライロで立ち回って見せようじゃない!

「まずは手札から、ソーラー・エクスチェンジを発動!手札からライトロードの名の付くモンスターを捨てて、まずは2枚ドロー!そのあとにデッキから2枚墓地へ送ります!」

ちなみに捨てたのはライトロード・パラディン・ジェインね。

そして落ちたカードは…激流葬とウォルフ!でっかいお父さん落ちた!これは幸先いい!

「墓地に落ちたウォルフの効果を発動!このカードはデッキから墓地に落ちた場合、特殊召喚する!特殊召喚!ライトロード・ビースト・ウォルフ!」

場には筋肉もりもりマッチョマンの…犬が出てくる。間違っても変態じゃないよ!

ちなみに、でっかいお父さんの由来はライトロードのもう1匹の犬ことライトロード・ハンター・ライコウが某犬が喋る携帯会社のお父さん犬みたいだから。

ライコウはちっちゃいお父さん、ウォルフがでっかいお父さん。

「こ、攻撃力2100がいきなりだと!」

黒服さん、焦ってる焦ってる。カードパワー高めなのもライロの特徴。

もう1度手札確認。引いたカードは…ラッキー、もう1枚ソラエク!

墓地を肥やしてぶん回せ、それがライロの生きる道!

「引いちゃったからもう1枚です!もう1度、ソーラー・エクスチェンジを発動します!」

手札からライコウを切って、2枚引いて、2枚落として…ジェニスとライトロードの裁きか。これはこれでOKでしょう!

「ここから私はライトロード・マジシャン・ライラを攻撃表示で召喚!」

次に出てきたのは白いマントに身を包んだ女の人。あれ、カードの絵で見てるより
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