暁 〜小説投稿サイト〜
光の道の使者と共に駆け抜ける未来。
第1章 1年生前半〜学園生活に溶け込んでみた〜
第1話 入学試験デュエル〜ライロを落とせ、話はそれからだ〜
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私の魂のデッキ、ライトロードが。

ご存知、遊戯王の敗北条件はライフポイントが0になるか、何か特殊条件を相手が満たした場合か、自分のデッキが0枚になった時にドローしなくてはいけなくなった時、通称ライブラリアウトを起こした時。

これで見ると、デッキ切れは死を意味することだけど、ライトロードはむしろデッキ切れの死を恐れないデッキ。

ライトロードの名を冠するモンスターは大抵、デッキから墓地にカードを落とす効果を持っている。

その分墓地利用が多かったり、墓地のライトロードの種類によって強化出来たりする効果を持ってたりするんだけど。

このライブラリアウトとのチキンレース、ロマン以外に何があるでしょう?

そんなわけで私はライトロードシリーズにすっかり溺愛し、メインデッキと定めたんです。…実際は前世の私だけど。



そんな回想はさておき。

「筆記辛い…辛いです…」

場所は打って変ってデュエル・アカデミア。の中の講堂。

意気揚々と入学試験を受けたはいいんだけど、テストが…なんかやばい。

主にコンマイ語の解読だったり詰めデュエルの回答だったりを答える問題だったんだけど、登場カードが古い。

古すぎて知らないの出てきちゃったよ。誰なの「ミラージュ」って。「ミラージュ・ドラゴン」なら知ってるけど。

バトルフェイズ中の相手の罠の発動を防ぐ、意外と優秀なカード。昔ちょっと使ってた時期がありまして。

まあそんなことは置いといて、実技試験は午後からやるみたい。

そっちに全てを賭けなくちゃ、と思ってデッキをいじっていたらもう午後になってた。

人間一生懸命になると時間経過なんて忘れるね。

そんなわけで控室待機してたら、

『受験番号145番、藤堂龍華さん、実技試験を始めます。1番フィールドに来てください』

お呼びだし。

「よーし、張り切っていこうか!」

ディスクとデッキをもって、フィールドに入る。

担当の人は…誰だこの人。モブかな。

黒服でサングラスしてるいかつい感じのするおっさんというとデュエル開始の宣言をする磯野さんっぽいイメージ。

周りには…うわあ、結構すごい人の数。ここの学生?

「藤堂、龍華君だね?ようこそ、入学試験名物観衆デュエルへ」

なんじゃそりゃ。名物だったのか…

「あ、はい。今回はよろしくお願いします」

「君はいつも通りのデュエルをしてくれればそれでよい。いいね?」

「アッハイ」

しまったいつもの癖が。

「なら始めよう」

黒服さんがデュエルディスクを構える。

私も同じく構えて、デッキをセット。

今回のデッキはエクストラを使わないライロ。

流石にGXの世界観でさっそくシン
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