332部分:第四十五話 激突の果てにその四
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いい」
アイオロスはここでは悲観論を述べてはいなかった。現実を述べているのだった。神という存在と戦うというその現実をである。
「わかったな。それは」
「わかった。それではだ」
「帰るとしよう」
ここでは微笑むアイオロスだった。アルデバランに対して。
「聖域にな」
「そうだな。モーゼス達も待っているか」
「既に下での戦いは終わっている」
その戦いはもう終わっているというのである。
「もうな」
「終わっているのか」
「あの六人も奮闘してくれた」
アイオロスはさりげなく六人のことも褒める。
「そのおかげでだ。下にいる狂闘士の雑兵達も全て倒された」
「それでは」
「後は帰るだけだ」
それだけなのだった。
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