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仮面ライダーアクセプター-孤高の望喰者-
望み喰らいし魔法使い
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『おのれぇぇっっ!!』

『ふっ…。』

アクセプターの挑発めいた言葉に激昂したケンタウロスは、後ろ足で地面を幾度も蹴り上げて馬に似た姿なのにも関わらず猛牛の如く彼に向かって突進するべく走り出す。だがアクセプターは、そんな彼を見て仮面の奥で不敵な笑みを浮かべながら新しい指輪を填め、その手でドライバーを翳す。

【SPLASH!COME-ON】

『喰らいなっ!!』

『ぐあぁぁっっ!!?』

アクセプターの前に魔法陣が現れ、そこから激しい水流波の魔法「スプラッシュ」が一直線に放出し、ケンタウロスの身体を貫きつつ吹き飛ばす。その隙にアクセプターは、またも新しい指輪を填めてドライバーを操作する。

【LE-PATCH-MAGIC-TOUCH-GO♪LE-PATCH-MAGIC-TOUCH-GO♪】

『あばよ、親父…!!』

またもふざけた音声が鳴り響く中、アクセプターは父「だった」ケンタウロスに向けて別れの言葉を呟きながら、必殺技専用のアクセプターリング「バイトストライク」を填めた手をドライバーに翳す。

【MAGI-IIJAN!BITE-STRIKE!LET'S-EAT!】

『はああああぁぁぁぁっっっっ!!!!』

『グアアァァァァッッッッ!!?』

アクセプターの足元に青紫色の魔法陣が発生し、右足に青紫色のシーサーペントのオーラが巻き付く様に纏われると、そのまま地面を蹴り空高く跳び上がりキックの体勢を取ると同時にシーサーペントのオーラはまるで目の前の獲物を喰らうが如く口を大きく開き出し、そのまま叩き込む必殺技「ストライクアクセプター」によりケンタウロスは爆散した…。

『魔法使い如きが…図に乗るなぁぁっっ!!』

ケンタウロスがアクセプターに倒された事で、ファントムのプライドを大きく傷付けられて激昂したハルピュイアは、その翼を大きく広げて飛翔し、風を起こしながら無数の羽根を矢の如く放ち出す。

『ちっ…!!』

『逃げても無駄だっ!!』

空中からの攻撃とやや不利な状況となったアクセプターは、舌打ちしながらもその猛攻を走り出して回避する。だがハルピュイアは、彼の逃げた方向に移動しながら同じ攻撃を続ける。

『ふふふ…どんなに逃げ回ろうと何れは体力も無くなる…!!そしてそれがお前の最期の時…ぐああぁぁっっ!!?』

空中からの突風と無数の羽根の攻撃から逃げて回避しようとも、その逃げる体力が尽きればアクセプターを確実に始末出来る…。ハルピュイアがそう確信し自慢気に語っている時、彼女の右の翼が何らかの攻撃により風穴が開き、身体のバランスが崩れて地面に落ちてしまう。

『そ…そんな…私の翼が…!!?』

『鳥みたくピーチクパーチク喚
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