第33話『心配』
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暁君もホッと胸を撫で下ろしている。
・・・助かった。
「ま、まぁ何にせよ、元気なら良いよ」
俺に質問してきた人も、大して気になっている訳ではなさそうだ。ニッコリ笑ってそう言うと、それ以上の言及はせずに皆の中に下がっていった。
そしてその後、外の天気と対照的にワイワイと盛り上がる教室。
いつの間にか皆は俺の怪我のことなんか忘れて、ただの談話になっていた。
俺も俺で怪我を忘れて皆の話を聞き、そして笑う。
こんなにも心の底から笑ったのって何時ぶりだろうか。
学校って・・・楽しい!
──その後、1時間ほど経って雨は止んだ。
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