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うちはオビト逆行物語 [ 逆行?何それ美味しいの?] 壱
うちはオビト逆行物語 〜チームワーク、そしてライバル〜
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ミナト先生の家でご馳走をいただいたあと先生は俺らの実力が知りたい、と言って俺たちは第一演習場に来ていた。
「それじゃあルールを説明するね、オレが持っているこの鈴、コレをオレから奪うことが最大の目的、俺には忍術はもちろん、クナイや手裏剣を使ってもおっけー、殺す気で来てね、じゃなきゃ取れないから。」
そう言って鈴を1つ見せる。
「・・・先生、鈴の数は?」
「ん、いい所に気がついたねカカシ、鈴はこの一つしか無いよ、それじゃあ早速やろうか!」
え、まだまだ聞きたいことがあったのに。
まぁいい、とりあえずあの鈴を取ればいいんでしょ。
先生は演習場のどこかに隠れ、俺たち3人だけになる。
「カカシ、ちょっといいか?」
オビトに呼ばれ、とりあえず寄る。
「行動に移す前に、ちょっと作戦をたててから動こう、そっちの方が確実に取りやすい。」
「・・・まぁ、確かにオビトにしてはいい案かもね。」
朝にリンからオビトが凄くなったって聞いたけど、まさか性格から凄くなってるんじゃないの、なんて考え出す。
だって今までのオビトなら真っ先に突っ走って行く所だと思ってた。
うるせ、と軽く流されながらもリンが来たのを確認しながらオビトは話を続ける。
ほんとに変わったのかもな、お前。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「さて、お手並み拝見だね。」
3人は昔からの幼馴染みらしいけど、チームワークがてきているとは思わなかった。
昼食の時にはカカシとオビトが喧嘩してばかり、リンは止めようとはしてたけどまぁ止まらなかったね。
いつもあんな感じってリンから聞いたからね。
そんな状態でこの戦場の中を生き残れるわけが無い。
まだ下忍や中忍で戦場に出ることは少ないかも知れないけど何が起こるのか分からないのが戦争、気は抜けない。
鈴を奪うことだけが目的じゃない。
彼らのチームワークを見るため、それをどれだけ彼らが理解しているか。
ちょっと楽しみだね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「・・・と言うわけだけど、これでいいか?」
「ほんとに、お前どうしたの、まるで別人みたいだね。」
「んもー!カカシっ!オビトだって成長したんだってば、さっきも言ったでしょう?」
さっき?また話してたのかこの2人。
・・・聞きたがったが、いまはそんな話をしてる場合じゃない。
今回は本気で行きたいんだ、俺は。
あの先生をあっと驚かせたい、それだけだ。
・・・ほんとは俺の維持なのだが。
「それじゃあとっとと行こうよ。」
カカシがよいしょ、と言って立つ。
まさか本当にカカシが同意してくれるとは思わなかった。
「あ、あぁ・・・。」
さて、先生はどう動くか、お手並み拝見だ。
先生が消えていった方向を見る。
・・・気配がない。
いや
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