『Last day』
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逃げ惑う小鳥の如く、愚かに足掻いた末路。
生きてた証なんて誰の中にも刻まれてなど無い。
貴様の事など誰ひとり知らない。
何処で産まれ何処で終焉を迎えるのか。
声にならない慟哭が脳髄に響く。
何もかもを誰かの、何かのせいにする。
生きてくことは残酷なことなんだと、言い訳をする。
諦めるのは簡単なこと。
でも、諦めるのは怖いことでもある。
どんなに強く握り締めた手だって、離してしまう日が来る。
誓いなんてのは一瞬の勘違い。
どんなに信じていても、どうにもならないことがある。
光遮る闇が覆う。
侵食されるのは一瞬。
貴様のことなど誰ひとり知らない。
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