暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン?the Resurrection Lightning?
第二刀:森の秘薬
[1/3]
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
「……んで、何で俺らはこんなとこで?森の秘薬?クエうけてんだ?」
ホルンカの森の幹に持たれ掛かりながら俺はダークに問う。
「それはなぁ……」
ダークは隣の少女に目をそらすと、少女は口を開いた。
「……?アニールブレード?はフル強化すれば約四層付近まで
使
(
つかえる
)
。取っておいて損は
無
(
ない
)
。」
「……成る程、ね」
少女の答えに一応の納得をして、?スモールブレード?を抜く。
「一応信頼はするが、俺はまだ君を信頼した訳じゃ、無い」
「おい、ライト!」
ダークが肩を付かんで叫ぶ。
「……ダーク。お前の言いたい事は分かってる。暫くは見極めに徹させて貰うだけだ」
ダークはその答えを聞くと、肩から手を離す。
「さて、行くぞ。こう言うのは数とリアルラックの両方の要素が必要だ」
「おう!」
「……
分
(
わかった
)
」
さて、ここでだが?リトルネペント?の説明をしておこう。
レベル三の植物型Mobであり、この階層では多彩な攻撃を持つ。それ故に数で来られると厄介な部類でもある。特にこのクエストの標的である?花付き?とは別の?実付き?は実を破壊してしまうと特有の臭いを放ち、周囲の?リトルネペント?が寄ってくる。
故に、このときは真っ先に本体を叩くしかないのだが。
「おーい、何体倒したー?」
開始から約一時間。かなりの数を狩って行ったと思うが、未だに?花付き?は出現しない。狩れば狩るほど出現率は上がるはずだが。
「……320」
「マジか……俺は315」
「因みに俺は299だ……」
総計で900は狩っている計算だ。相変わらず少女は不思議なのだが、それに付いていくダークもしょうもなく凄い。
「索敵に反応はねぇな……。底尽きたかねぇ」
「殆ど私達が狩ったから当然……」
「そりゃそうか」
ダークが気楽そうに言う。……あ、コイツもしかして。
「お前……ドロップしたろ、胚種」
ギクッ、と顔をひくつかせる。わっかりやすー……。
「……ダークは確かに
出
(
だしてた
)
」
「あ、お前!」
「お前じゃない、ミヤビ」
……何だろう、このやり取り前に見たことある気がする。
しかし、思い出す間もなく索敵に一人プレイヤーが引っ掛かる。
ホルンカの村で買ったピックを抜くとソードスキル?シングルシュート?を放つ。目標より少し反らす程度に放ったが果たして。
「……止まったか」
俺はその方向を見ると、プレイヤーが右手を振ってこちらに来る。
「やぁ、君達も?森の秘薬?クエやってるんだろ」
「その通りだ」
プレイヤーを警戒するが、そのプレイヤーは手を振って言う。
「警戒しないでよ。僕の
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ