マブラヴ
1474話
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恭子や崇継とも殆ど連絡をしてなかったな。
いや、勿論世間話のような感じで話はしたりしてたけど、ナデシコ世界の件で忙しかったのでそこまで頻繁に連絡は取れなかった。
それに恭子や崇継も五摂家の人間だ。
そう簡単に時間を作れる程に暇って訳じゃない。
……まぁ、以前のマブラヴ世界と違ってBETAによる被害やテロリストの活動が圧倒的に少なくなった分、幾分かましにはなってるんだろうが。
「正直なところ、今更日本がこういうのに参加する意義があるとは思えないけどな」
MSの技術をそのまま戦術機に使うのではなく、技術的にきちんと融合させるといった真似をして高い技術を手に入れたのが日本だ。
今更プロミネンス計画に、それもかなり本気で参加するというのは、少しばかり意外だった。
俺達がプロミネンス計画のために用意したカリンダ基地は、現在かなり戦術機に関して熱い地域であるらしい。
……もしかして、それが理由なのか?
自分達の高い技術を見せつける為に……いや、けど、そこまでする必要があるとは思えない。
現在の日本は、オーストラリア、EUと並んで三大トップとでも呼ぶべき存在だ。
そのすぐ下に、色々とやらかしてしまったアメリカや、俺達に不審を抱かれたソ連、俺達に友好的だが国力は低い中東連合がある。
で、その下に他の国々がある……といった感じか。
そんな状況で日本がプロミネンス計画に参加するというのは……
オーストラリアは、カリンダ基地を提供しているだけでプロミネンス計画には直接参加していない。どちらかと言えばバックアップというか、運営に回っていると言った方が正しいだろう。
この辺も現在のオーストラリアが強国である事を示しているのかもしれない。。
で、EUはEF-2000を独自開発したという自負からかプロミネンス計画に直接は参加しておらず、オーストラリアと同様にサポート……というか裏方に回っている。
日本は……いやまぁ、日本の代表に直接聞けばいいのか。
今回俺達が参加するのは、日本にゲスト出演という感じだ。
何でも第2世代戦術機に追加パーツとかで第3世代戦術機並の性能を与えるフェニックス構想……それがひとまず結果を見せ、現在は日本の第三世代戦術機のTYPE94……不知火をフェニックス構想同様に追加パーツ等でより性能向上をさせるのが目的らしい。
……まぁ、TYPE94は拡張性を犠牲にしているって話だから、そのツケが回ってきたという形なんだろう。
一応TYPE00を開発した経験を活かしてある程度MSの技術を融合する事には成功しているって話だが……元々の設計がギチギチすぎて、焼け石に水らしい。
そうなれば、やっぱり追加パーツ的な感じで性能のアップを狙うのも当然か。
そんな風に考えている間に、ようや
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