暁 〜小説投稿サイト〜
〜異世界BETA大戦〜 Muv-Luv Alternative Cross Over Aubird Force
白銀武
[2/3]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
の間の小惑星を1日前に発ち、オルキス本星に向かっているところらしい。
その間にいろいろと情報を整理してみた。
まず俺は・・・・
1、地球で死んだ後に、純夏と会った時空間を経由して、どうやらエレミア星系へ飛ばされた?
理由とか方法は、俺がなんかの鍵だという事以外良くわからん。
2、飛ばされたエレミア星系では何故か自分の存在や地位までも担保されている。
経験はないがちゃんと経歴と記憶がそろっている。
3、これが最大の疑問。白銀武が俺の部下であるという事!
まぁたぶん俺とタケルちゃんの両方が何かの鍵になるんだろうな、きっと。
このあたりまだわからんから要確認だね。
そして、ここへ飛ばされる時に見た夢?の中で純夏が言っていたよく聞き取れない言葉・・・・。
今さっきまた一瞬の耐え難い頭痛とともに流入した記憶とは別のイメージ―――によると、この世界はもうすぐBETAの侵略を受けるけど、地球と比べ隔絶した科学力を持つこの世界の軍事力はBETAを撃退できるらしい。
そうか、・・・・・どうやら俺たちはこの世界の軍を地球救援の為に連れて行くという役目のようだな。
まぁ、俺に起こった転生のことを考えると、そうなるように純夏が誘導するのか・・・・。
この分だと、彼も記憶の補完がおこなわれている可能性が高いので、状況をすりあわせておく必要があるな。
さて、ベッドでの寝たきり生活からは解放されたからそろそろ「タケルちゃん」に会いにでも行くか。
――――――いねぇし・・・・・・どこ行った?食堂・・・・いない。休憩ルーム・・・・いない。
あとは・・・・・・・・・そうか、一番行きそうなところを忘れていた!
そして長い廊下を抜けてエレベータに乗り訓練ルームへ行くと、何人かのパイロットがいた。
念のためシロガネ中尉を見かけなかったか訊いてみたところ、やはりここにいたようだ。
ふと奥の方に目をやると1台のシミュレーターが大きな音を立てて狂ったように稼働しているのが見える。
ぐるぐると目まぐるしく動いていて、近づいて脇にある管制モニターに目をやると一機がバグのような動きを繰り返して敵機をばったばったと倒している・・・・・・。
まぁ、あれだ。こんな変態的な三次元機動をやるパイロットは他にはいない。
やがてタイムオーバーとなり、やはり、というべきか降りて出てきたパイロットはタケルちゃんだった。
「やはりここにいたか」と声をかけると、タケルちゃんは「あれ?もう起きたんすか?聞いてくださいよ、これノーマルでもXAM-3搭載戦術機よりも更にパルジャーノンっぽい事が出来るから、ついつい熱が入っちゃって。」と熱っぽく返答してきた。
「相変わらずと言うべきか・・・」俺は苦笑していたが、すぐに当初の目的を
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ