『お家』
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僕は、初めて
此処を出た。
流那チャンの
腕の中だけど
外の世界は怖い。
僕のお母さんは
きっと安全な此処に
僕を残したんだ。
ありがとう...
でも僕は行くね。
流那チャンと一緒に。
お母さん...
僕を産んでくれて
ありがとう...。
今すごく
幸せな気がするよ。
流那チャンが
僕の毛布とゴハンを
茶色い箱の中に
入れていた。
僕は、そぉっと
其処に
おろされた。
流那チャンしか
見てなかった僕。
急に目の前に
おっきい猫が...!
流那チャンが
そのおっきい猫に
話しかける。
『今から此処が
この子のお家。
チロゆうんやで♪
マダマダ子供やから
優しいしてなっ♪』
他にもビックリする位
たくさんの猫が
流那チャンの周りに
集まってきた...。
流那チャンはみんなに
同じことを言う。
流那チャンの優しさに
僕は泣きそう...
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