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〜異世界BETA大戦〜 Muv-Luv Alternative Cross Over Aubird Force
覚醒
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ワ、トノスを加え、今から1年前の1032年に発足した。
エレミア惑星同盟において各惑星政府は「自治政府」とされており、各惑星ごとの内政に関しては従来通りとなるが、惑星同盟については惑星同盟代表会議が設置され、各惑星政府は代表を選出、星系全体に関わる様々な事案は代表会議によって審議・議決される事となっている。
そうした経過を辿って、現在エレミア星系諸国は恒久平和への道を進んでいる―――はず。
「大丈夫かね?カミナガ少佐!しっかりしたまえ!」
いつのまにか寝ているベッドの脇に中年の将官と20代半ばくらいの女性士官が立っていた。
中年の将官は――カイン・ディー中将。
5年前に終わったエレミア戦役の英雄にして現オルキス統合宇宙軍 機動第1艦隊司令官であり、俺の直属の上官である。と俺に流入してきた記憶が言っている。
そして20代の女性士官は―――ユウナ・ホウジョウ中佐
この艦「オルフェーリア」の艦長であり、俺の?士官学校同期で同じ歳だが一応上官だってさ。
しかし二人ともなんでここにいるのかな?
「はぁ・・・えっと・・・・司令、どうされました?」
「意識が戻ったか!良かった!カミナガ少佐、君は任務中急に倒れてここに運ばれた。倒れてからはかれこれ6時間は経っているがね。」
うーん、おっさんに心配されてもなんだかなぁ、と思わなくもないけど、ディー中将は本当に嬉しそうだからまぁ良いか。
そしてユウナは見るからに目がうるうるしている・・・・今にも泣きそうだし。おいおいおい。これはアレかな・・・・いや、ちがうよね。痛い目見るからもう希望的観測はよそうよ。
前世・・・・33年で学んだじゃないか。
「そう・・・ですか。色々混乱しています。」そう、いろんな意味でね・・・。
「うむ、こちらもそうなのだが、覚えているかね?君はちょうど外宇宙から漂着してきたと思われる浮遊物の調査中に倒れたのだよ。何か未知のウィルスにでも感染したのかと検査は入念に行ったのだが、結局何も出てこなかったがね。それだけは良かったと言える。」
そうか、俺は外宇宙から流れてきた不審な浮遊物の調査に向かい、そいつから未知のエネルギー反応を感知したので回収しようとしたところで気を失った・・・・のだったか。
そういえば浮遊物どうしたんだろう?回収終わったのかな。
「司令、ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。」いちおう謝っておこう。
「いや、問題無いよ。君は私の大事な部下の一人だからね。情報戦は戦の要でもある。」
ほんと必要とされているのはありがたい事ですよ。おっと、
「そういえば、浮遊物はどうなったのでしょうか?」
「それは私から」ユウナが報告してくれるようだ。
「あれは回収してソードヒル(ガストーニュR級重巡洋艦)で曳航しながら内部の
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