第二章 追憶のアイアンソード
第23話 姫君達の祈り
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人々はそんな彼女に関心を向けることはなく――我関せずと言わんばかりに踵を返し、立ち去って行く。
それでも彼女は――諦めない。
「竜正……どこにいるの。……早く、帰っておいで」
行方不明となった息子の顔写真を見つめ、彼女は再び歩み出す。
「……お母さん、待ってるから」
いつの日か。我が子に会える日が来ると、信じて。
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