第6話 クエストへの出発
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とねーちゃんが競争だー!」
それを皮切りに、少しずつ子供達と言葉を交わすようになったクサンテは、朗らかな笑みを浮かべている。そんな彼女の横顔を、アダイトやデンホルムが微笑ましげに見守っていた。
――そして。子供達のエールを浴びた彼らが、いよいよクエストに旅立つ時。
「ねー! ねーちゃんって、にーちゃんのお嫁さんなのー!?」
「違うわよッ!」
「えぇー! にーちゃんのお嫁さんはミミィだよー!」
「だから違うってばッ!」
子供達と打ち解けた証なのか――クサンテは、彼らのからかいに頬を染めて怒鳴り声を上げるのだった。
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