第4話 恥辱を受けし姫君
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う商売の方が向いてるかも知れねぇじゃねぇか」
「だがデカブツの方はどうかな。最悪、どっかの炭鉱辺りに連れてかれて、死ぬまでこき使われて死体は肥料――かもよ?」
「ダッハハハ! 女に生まれてラッキーだったな。それとも、女に生まれてきたこと……後悔してみるか?」
彼ら二人の他にも、薄汚れた格好の男達が何人もこの空間に集まっている。彼らは笑いながらデンホルムを殴り、蹴り、クサンテの肢体を舐め回すように見つめている。
すると、チェーンシリーズの男がついに手を伸ばし――無遠慮に、クサンテの豊満な胸を揉みしだいた。白く艶やかな肌を持つ膨らみが、指の圧力に応じて大きく形を変える。
「う……!」
「お、ほぉ……たまんねぇ! 張りも大きさも柔らかさも、そこらの娘の比じゃねぇな!」
「ほんとかよおい! おら、俺にも触らせろ!」
「あっ……!」
「べろっ……へぇ、こりゃあ……いい味だァ」
「ん、ぅあっ!」
それを皮切りに、ケダモノ達は飢えた野獣のように息を漏らし、ゆっくりと嬲るようにクサンテの肢体に手を伸ばして行く。
チェーンシリーズの手にある右の胸に対し、レザーシリーズの男は左の胸を下から掬い上げるように揉む。その左胸から首筋までの白い肌を、厨房にいたグルがべろりと舐め上げた。
じわじわと極上のカラダを味わうように、クサンテの胸や首筋、肩、脇。背中や腹、腰。さらには尻、脚、太腿、足の付け根に至るまで、男達は思い思いに姫君の白く艶やかな肢体を舐め回している。
「むぐぅうッ! ふぅぐぅうぅッ!」
「大人しくしやがれ木偶の坊がッ! てめぇの姫様はもう、俺達の奴隷なんだよッ!」
その責め苦に主が声を漏らす度に、デンホルムは懸命に暴れて鎖を引きちぎろうとする。だが、何重にも巻かれた鎖を引き剥がすことはこの巨漢の膂力を以ってしても叶わず――逆に、抵抗する気配に気づいたケダモノ達からさらなる暴行を受けていた。
「デンホルムッ――んあぁあっ!?」
そこへ注意を向けて声を上げている、クサンテの巨乳。その二つの先端に、ケダモノ達が口を窄めて同時に吸い付いてくる。
「暴れさせんなよ、しっかり繋いどけ! ――へへ、そろそろいいだろ。お楽しみはこれからだぜ?」
そんな彼女の悩ましい姿を一瞥しつつ――チェーンシリーズの男が、ついに胸や股を隠す布を手に掛けた。ほんの少し後ろに引けば、簡単に紐がほどけてしまい――全てが露わになってしまう。
十七歳の肢体を味わおうとする男は、下卑た笑みを浮かべて彼女の反応を愉しんでいた。
「い、いやぁ! やめなさい! やめてっ!」
「怖がんなよぉ、俺達がオンナにしてやろうってんだ――ぜッ!」
クサンテの悲痛な叫びも虚しく、男の手に力が入り――布を繋ぐ紐の
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